「Raspberry Pi(ラズパイ)初心者がはじめに覚えたいコマンドってなに?」
今回はRaspberry Pi(ラズパイ)のコマンドについてご紹介します。
前回はセットアップ手順をご紹介しました。
Raspberry Pi(ラズパイ)をいじっていて、Windowsと違ってコマンドで操作することが多くなりました。ラズパイはRaspbianというOSが載っていますが、Linuxベースなんですよね。
ラズパイ初心者が覚えておくと便利なコマンドをまとめてみましたので、ご紹介します!
電源操作
管理者権限でのコマンド実行(sudo)
指定したコマンドを、管理者ユーザーとして実行します。
$ sudo 実行コマンド
シャットダウン(sudo halt)
ラズパイをシャットダウンします。haltは英語で「停止する」という意味です。コマンドでシャットダウンできるのは、けっこう便利ですね。
$ sudo halt
再起動(sudo reboot)
ラズパイを再起動します。
$ sudo reboot
IPアドレス
IPアドレスの確認(ip addr show)
IPアドレスを確認します。ラズパイを始めたとき、まず初めに知りたかったのがIPアドレスでした。
$ ip addr show
無線LANの場合、3: wlan0にIPアドレス(192.168.xx.xx)が記載されています。
USB機器
USB機器の表示(lsusb)
ラズパイにつながっているUSB機器を表示します。
$ lsusb
たとえば、こんなふうに出ます。
pi@raspberrypi:~ $ lsusb
Bus 001 Device 005: ID 0424:7800 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 003: ID 0424:2514 Standard Microsystems Corp. USB 2.0 Hub
Bus 001 Device 002: ID 0424:2514 Standard Microsystems Corp. USB 2.0 Hub
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
webカメラをつなぐと、一番上に記載されているように、Logitech, Inc. Webcam C270が認識されていることがわかります。
pi@raspberrypi:~ $ lsusb
Bus 001 Device 006: ID 046d:0825 Logitech, Inc. Webcam C270
Bus 001 Device 005: ID 0424:7800 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 003: ID 0424:2514 Standard Microsystems Corp. USB 2.0 Hub
Bus 001 Device 002: ID 0424:2514 Standard Microsystems Corp. USB 2.0 Hub
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
ディレクトリ操作
ディレクトリ一覧の表示(ls)
ディレクトリ、ファイルの一覧を表示します。
$ ls
カレントディレクトリの移動(cd)
カレントディレクトリを移動します。
移動先ディレクトリを入力せずにcdのみだとホームディレクトリに戻ります。
$ cd 移動先ディレクトリ
ディレクトリの作成(mkdir)
ディレクトリを作成します。
$ mkdir
アップデート
パッケージ情報の最新化(sudo apt-get update)
ラズパイで保持しているパッケージ情報のリストを最新にします。最新のリストがダウンロードされます。
$ sudo apt-get update
インストール済パッケージの最新化(sudo apt-get upgrade)
ラズパイにインストール済みのアプリケーションを最新に更新します。
$ sudo apt-get upgrade
続行しますか?[Y/n] と表示されるので、「Y」を入力します。
まとめ
ラズパイを初めていじるにあたって、キーボードによるコマンド入力で色々と操作できるので、結構はかどりますよ。
ラズパイ初心者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしていただければと思います。
ラズパイ奮闘記をこちらにまとめてます。
もしよろしければ御覧ください♪
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