- BS8K放送を観る方法は?
- 8K放送を観るのにアンテナの交換が必要?
今回は、『新4K8K衛星放送』、特にBS8K放送をどうすれば観られるかについてご紹介します。
令和初のNHK技研公開2019の地下展示ではもっとマニアックな世界が拡がっていました。
画像出典:会場マップ -NHK技研公開2019
どれも興味深いものばかり。
まず地下に行ってはじめに目についたのが、4K・8K受信方法の説明・相談コーナー。
ご家庭で「NHK BS4K」、「NHK BS8K」をご覧いただくには、対応する受信機および受信設備が必要となります。このコーナーでは、ご家庭で「NHK BS4K」、「NHK BS8K」をご覧いただく際のポイントについてご説明します。NHK技研公開2019-4K・8K受信方法の説明・相談コーナーより引用
実際にどうすれば『新4K8K衛生放送』が観れるのか相談してきました♪
新4K8K衛星放送を見るための注意ポイントには以下です。
- 2017年まで発売されていたテレビには『新4K8K衛星放送』を受信するチューナーが搭載されていない。
- 2018年以降、各メーカーから『新4K8K衛星放送』を視聴することができるテレビが発売。
- チューナーを内蔵していないテレビでも、外付け4K8Kチューナーを接続することで、『新4K8K衛星放送』を視聴することができる。
『新4K8K衛星放送』とは?
『新4K8K衛星放送』は2018年12月から始まった新しい放送サービス。
家庭で「NHK BS4K」や「NHK BS8K」を観るには、対応する受信機および受信設備が必要です。
画像出典:4K・8K受信方法の説明・相談コーナー 技研公開2019
4K・8K受信機:
- 2017年まで発売されていたテレビには「NHK BS4K」、「NHK BS8K」を受信する機能(チューナー)が搭載されていない。
- 2018年以降、各メーカーから「NHK BS4K」、「NHK BS8K」を視聴可能なチューナー内蔵テレビが発売されている。
- チューナーを内蔵していないテレビでも、外付け4K・8Kチューナーを接続することで、「NHK BS4K」、「NHK BS8K」を視聴することができる。
4K・8K対応の受信設備
- これまでのアンテナ(右旋専用)では、「NHK BS4K」などの一部の4K番組のみ受信できる。
- 「NHK BS8K」を含めた全ての4K・8K番組を受信するには、右左旋対応アンテナへの交換が必要。また、ブースター等の機器交換が必要な場合がある。
こちらが8Kチューナー内蔵テレビ。
そして、外付けの8Kチューナー。
この外付け8Kチューナーを使えば、4Kテレビでも8K放送(今だとNHK BS8K)を受信して視聴することが出来ます。
あまり意味がないかもしれませんけどね。。
アンテナはどうするの?
8K放送を観るためには、機器の変更が必要。
8K放送は従来のBS放送で使用されている電波よりも高い周波数の『BS左旋』という帯域にあります。
具体的には、
- アンテナ
- ブースター
- 分配器
- 壁面端子
これらを4K8K対応の機器に変更する必要があります。
裏を返すと・・・
4K放送だけなら上記の機器交換は不要です。
ケーブルの配線を変更する?
プラスチック光ファイバーによるケーブル配線が提案されていました。
従来の同軸ケーブルよりも細くて軽いのが特徴だそうです。
確かに、プラスチックかメタルかですもんね。
光ファイバーって何だか折れそうなんですが?
プラスチック周りのカバー(被覆)を工夫しているので、簡単には折れないようです。
光ファイバーなので、光信号を受信する装置が必要なんだとか。
卓上の小型の受信機が展示されていました♪
周波数を変換する?
もう一つは周波数を変換する方法。スカパーJSATとNTTが採用している方式だそうです。
既存設備に周波数変換装置を用いることで、設備の有効利用ができるそうです。
ケーブルテレビでの『新4K8K衛星放送』の視聴方法は?
ケーブルテレビには2つの方式があります。
- パススルー方式
- トランスモジュレーション方式
パススルー方式はチューナー搭載のテレビが必要。
一方で、トランスモジュレーション方式は外付けの機器(セットトップボックス)があるので、4K対応テレビであれば視聴可能とのこと。
2019年売れ筋4Kテレビは?
東芝のREGZAやSONYのBRAVIAが人気です(価格ドットコム調べ)。
43インチ~55インチまで、価格帯も色々ですが、出始めの頃よりもだいぶ値段がさがってきましたね。
10万~20万ほどの価格まで下がってきました。
いまやHDR対応が当たり前になってきたので、画質にこだわるなら、外付けチューナーよりもテレビを買い替えた方がお得かもしれません^^
まとめ
『新4K8K衛星放送』を観るには色々な設備更改が必要です。
- 2017年まで発売されていたテレビには『新4K8K衛星放送』を受信するチューナーが搭載されていない。
- 2018年以降、各メーカーから『新4K8K衛星放送』を視聴することができるテレビが発売。
- チューナーを内蔵していないテレビでも、外付け4K8Kチューナーを接続することで、『新4K8K衛星放送』を視聴することができる。
8K放送を観るためには8Kテレビが必要ですが、だんだんと値段がこなれてきました。
4K放送を観るためには・・・
わが家のテレビは4K対応テレビですが、チューナーが内蔵されていません。
もっともっと魅力的な4K8K番組が増えてきたらテレビの買い替えか外付けチューナーを検討してみようと思います♪
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