生成AI、何から始める?はじめての方へ

ChatGPTなど生成AIで文章を添削する方法|直しすぎを防ぐ頼み方と、直した所の確かめ方

当ページのリンクには広告が含まれています。
「ChatGPTなど生成AIで文章を添削する方法」の記事のアイキャッチ

「自分で書いたお知らせ、読みにくくないかな。AIに直してもらいたいけれど、全部書き換えられたら困る」

ChatGPTなどの生成AIは、文章の手直しが得意です。ただ、何も決めずに「添削して」と頼むと、頼んでいない所まで書き換えることがあります。

先に結論です。

  • 「どこまで直すか」を決めて頼みます。 誤字だけ、読みにくい所だけ、のように範囲を決めると、自分の文が残ります
  • 直した所は「元の文→直した文→理由」の表で出してもらいます。 どこが変わったかが、ひと目で分かります
  • 使う前に、元の文と見比べます。 意味が変わった所や、足された所がないかを見ます

2026年10月31日に、ChatGPT・Claude・Gemini・Copilotの4つで、同じ文を2通りの頼み方で直してもらいました。その結果と、そのまま使える頼み方をまとめます。

AIに文章を直してもらうときに決める3つ。どこまで直すか(誤字だけ・読みにくい所だけ)、何を残すか(内容と言い回し)、直した所をどう見せてもらうか(元の文→直した文→理由の表)
目次

ただ「添削して」と頼むと、どうなる?

試したのは、次の架空のお知らせです。誤字を2つ(「とと」「くだださい」)と、長い一文、「場合」が2回続く所をわざと入れてあります。

来月の夏まつりの準備について、お手伝いいただける方を募集しています。当日は朝9時に公民館に集合し、テントの設営とと受付と片付けを行いますので、動きやすい服装でご参加ください。なお、参加できる方は、今月20日までに、担当までご連絡いただけますと幸いですので、よろしくお願いいたします。雨天の場合は、中止になる場合がありますので、前日の夕方に連絡します。昼食は、こちらで用意させていただきますので、ご安心くだださい。

まず、「次の文章を添削してください。」とだけ書いて、この文を貼りました。

4つとも誤字は2つとも直しました。そのうえで、4つとも頼んでいない所まで書き換えていました。

AI頼んでいないのに変わった所
ChatGPT見出しと、最後のあいさつを足した。「ご安心ください」を「ご持参いただく必要はありません」に変えた
Claude文の順番を入れ替えた。「準備」を「運営」に変えた
Gemini見出しと「◯月◯日」の空欄を足した。「ご安心ください」が消えた
Copilot「前日の夕方に連絡します」を「前日の夕方までにご連絡いたします」に変えた

2026年10月31日、4つとも履歴に残らないモードで1回ずつ試した結果です。同じ頼み方でも、答えは毎回少し変わります。

どれも、読みやすくしようとした結果です。Claudeの「お知らせを出すのが10月末なら、来月は11月を指してしまう」という指摘のように、役に立つものもありました。

困るのは、意味が変わる書き換えです。Copilotの「夕方に」と「夕方までに」では、連絡が来る時刻の意味が違います。しかも、この変更はCopilotが最後に並べた「主な修正点」には入っていませんでした。Geminiも、修正点には「くだださい→ください」と書きながら、本文からは「ご安心ください」の文ごと消していました。

AIが書く「直した所の説明」と、実際の本文がずれることがあります。

範囲を決めて、表で出してもらうと

次に、別の会話で、直す範囲と見せ方を決めて頼みました。

次の文章の誤字と、読みにくい所だけを直してください。内容は変えず、言い回しはできるだけ残してください。直した所は、最後に「元の文→直した文→理由」の表で教えてください。「【直してほしい文章】」

結果は大きく変わりました。4つとも、見出しやあいさつを足さず、元の言い回しを残して、直した所を表で返しました。

AI表の行数直した所
ChatGPT5行誤字2つ、長い一文、読点、「連絡します→ご連絡します」
Claude5行誤字2つ、長い一文、「場合」の重なり、「連絡します→ご連絡します」
Gemini6行誤字2つ、長い一文、「場合」の重なり、「させていただきます」、読点
Copilot7行誤字2つ、長い一文、「場合」の重なり、読点

2026年10月31日、4つとも履歴に残らないモードで1回ずつ試した結果です。

表があると、「設営とと受付→設営、受付→『と』が重なっている」のように、1か所ずつ「直す・直さない」を自分で選べます。

そのかわり、「言い回しを残して」と頼んだので、直さずに残る所もあります。ChatGPTは「場合」の重なりを残し、Gemini以外は「用意させていただきます」を残しました。もっと直してほしければ、表を見てから「『場合』が2回続く所も直して」と1つずつ頼めば十分です。

4つのAIに同じ文の手直しを頼んだ結果。ただ「添削して」だと4つとも頼んでいない所まで書き換えた。範囲を決めて表で頼むと、4つとも内容を足さず、直した所を表で返した

そのまま使える頼み方3つ

【 】の所に自分の文章を貼るだけで使えます。名前や電話番号などが入っている文は、先に「Aさん」「000-0000」のように置き換えてから貼ってください。

誤字だけ直してほしいとき

次の文章の誤字と脱字だけを直してください。言い回しや内容は変えないでください。直した所は、最後に「元の文→直した文→理由」の表で教えてください。「【直してほしい文章】」

Copilotで試すと、「とと」と「くだださい」の2か所だけを直し、ほかは一字も変えませんでした。書き上げた文を出す直前の、最後の見直しに向いています。

読みやすくしてほしいとき

次の文章の誤字と、読みにくい所だけを直してください。内容は変えず、言い回しはできるだけ残してください。直した所は、最後に「元の文→直した文→理由」の表で教えてください。「【直してほしい文章】」

上で4つのAIに試した頼み方です。長い一文を分ける、同じ言葉の重なりを直す、くらいの手直しになります。

直した文の意味が変わっていないか確かめたいとき

次の「元の文」と「直した文」を比べて、意味や内容が変わった所、足された所、消えた所だけを表で教えてください。言い回しだけの違いは書かなくてかまいません。元の文:「【元の文】」直した文:「【AIが直した文】」

ただ「添削して」と頼んだときのCopilotの答えを、ChatGPTにこの頼み方で比べてもらいました。ChatGPTは「前日の夕方に→前日の夕方までに」を「連絡の時期に幅ができた」と見つけ、「担当→担当者」「こちら→主催者側」も書き出しました。

自分で一文ずつ見比べるのが大変な長い文に向いています。ただし、AIにも見落としはあります。日付・時刻・数字・連絡先が入った文は、最後に自分の目でも見てください。

うまくいった頼み方は、メモに残しておくと次から貼るだけで使えます。残し方は生成AIの「頼み方メモ」を自分で作る方法にまとめています。

直してもらった文を使う前に見る3つ

AIが直した文は、そのまま使わずに、次の3つを見ます。

1. 意味が変わっていないか

「夕方に」と「夕方までに」のように、1、2文字の違いで意味が変わることがあります。日付・時刻・数字・「〜まで」「〜から」の所は、元の文と並べて確かめます。

2. 足された所・消えた所がないか

見出し、あいさつ、「◯月◯日」の空欄など、頼んでいないものが足されることがあります。反対に、「ご安心ください」のように一文ごと消えることもあります。AIの「修正点の説明」ではなく、本文そのものを元の文と見比べます。

3. 自分の言い方として使えるか

AIの文は、ていねいな言葉を重ねがちです。いつもの言い方より堅すぎるなら、その所だけ元に戻すか、「もう少しやわらかく」と頼み直します。言い回しの直し方は、ChatGPTなど生成AIの返事が長い・堅いときの直し方にまとめています。

AIが直した文を使う前に見る3つ。意味が変わっていないか(夕方に→夕方までに)、足された所・消えた所がないか、自分の言い方として使えるか

うまくいかないときの直し方

こんなとき足す1文
全部書き換えられた「直すのは誤字と読みにくい所だけにしてください」
どこを直したか分からない「直した所を『元の文→直した文→理由』の表で教えてください」
直してほしい所が残った「『場合』が2回続く所も直してください」のように、1つずつ頼む
見出しやあいさつが足された「元の文にない文は足さないでください」
堅くなりすぎた「ふつうの敬語で」「元の言い回しに近づけて」

最初の頼み方に足しても、答えを見てから追いかけて頼んでもかまいません。

よくある質問

Q. 無料版でも添削できますか?

A. できます。特別な機能は使わず、ふつうのチャットに文を貼って頼むだけなので、無料版でも同じように頼めます。ただし、無料版は使える回数に上限があります。

Q. 長い文章も直してもらえますか?

A. 直せますが、長いほど見比べるのが大変になります。最初は段落ごと、数百字ずつに分けて頼むと、表も短くなって確かめやすくなります。

Q. 仕事の文書を貼ってもいいですか?

A. 会社のルールを先に確かめてください。個人のAIに社外秘の文書を貼るのはやめておきます。名前や取引先などの置き換え方は、ChatGPTなど生成AIに入れてはいけない情報にまとめています。

Q. メールを直してもらうときも同じですか?

A. 同じ頼み方で直せます。メールを一から書いてもらう頼み方は、ChatGPTでメールを作る・返信するときの頼み方にまとめています。

次に読む記事

この記事でできるようになったこと直す範囲を決めて頼み、直した所を表で受け取り、意味が変わっていないか確かめて取り込める

やってみる最近書いた文を1つ選び、下の文の【】に貼って送る

次の文章の誤字と、読みにくい所だけを直してください。内容は変えず、言い回しはできるだけ残してください。直した所は、最後に「元の文→直した文→理由」の表で教えてください。「【直してほしい文章】」

次に「うまくいった頼み方を、次も貼るだけで使いたい」と思ったら

自分用の頼み方メモを作るうまくいった頼み方を使い回す

ほかの疑問なら

いまは「STEP 3 うまく頼む」です。難しかった・違う悩みだった人は、START HERE の「困ったときは」から選べます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次