「子どもが宿題でChatGPTを使いたいと言ってきた。何歳から使っていいんだろう」
子どもに生成AIを使わせる前に、親として確かめたいのは「何歳から使えるか」と「親が何を設定できるか」の2つです。
先に結論です。
- ChatGPTは13歳から。18歳未満は保護者の許可が必要と、利用規約に書かれています
- ChatGPTには、親と10代の子どものアカウントをつなぐ「ペアレンタルコントロール」があります。ただし、親は子どもの会話の中身は見られません
- Geminiは、13歳未満なら親がFamily Linkで使えるようにします。Claudeは18歳から。Copilotは13歳からですが、日本は16歳未満だと親がアカウントを管理する決まりです
2026年11月2日に、4社の公式の規約とヘルプを原文で確かめました。子ども用のアカウントは用意していないので、親子のアカウントをつないだ後の画面は試していません。

4つのAIは、何歳から使える?
ChatGPT
- 年齢:13歳以上。18歳未満は親権者などの許可が必要(利用規約)
- 親の設定:ペアレンタルコントロール(親と子のアカウントをつなぐ)
Gemini
- 年齢:13歳未満は、親が管理するGoogleアカウントで、親が許可したときだけ
- 親の設定:Family Linkで、Geminiのオン・オフを切り替える
Claude
- 年齢:18歳以上
- 親の設定:公式ヘルプに保護者向けの設定の説明は見当たらない(18歳未満は使わない前提)
Copilot
- 年齢:13歳以上(国によってはもっと上)。日本は16歳未満なら、親がアカウントを管理する決まり
- 親の設定:Microsoft Family Safetyなどで、使えなくしたり時間を決めたりする
年齢の決まりは国や時期で変わります。登録の画面に出る年齢の案内も、あわせて確かめてください。
ChatGPTのペアレンタルコントロールでできること
パソコンのWeb版では設定の「ペアレンタルコントロール」から「家族メンバーを追加」を選び、子どもの電話番号かメールアドレスに招待を送ります。子どもが受け入れると、親の画面で子どもの設定を変えられます。
公式ヘルプによると、親が変えられる主な設定は次のとおりです。
- 年齢に合わない内容を減らす(最初からオン)
- 子どもの会話をモデルの改善に使う(最初からオン)
- 音声で話す機能、画像を作る機能(最初からオン)
- 学習モードで始める・その時間帯(最初はオフ)
- 使えない時間帯(最初は決まっていない)
「モデルの改善に使う」は最初からオンなので、子どもの会話を学習に使ってほしくなければ、親の画面でオフにします。親が決めた設定は、つないでいる間は子どもの側で変えられません。

親が見られないもの
公式ヘルプによると、つないでも親は子どもの会話や履歴を見られません。その代わり、命に関わるような深刻な心配があると担当者が判断したときなど、限られた場合に親へ通知が届きます。
つなぐのは、子どもからでも親からでも解除できます。子どもが解除すると、親に通知が届きます。
Geminiは、Family Linkでオンにする
13歳未満の子どもがGeminiを使うには、Googleの保護者向けアプリ「Family Link」で管理しているアカウントが必要です。親がFamily Linkで子どもを選び、「設定」→「Gemini」→「Gemini アプリ」でオンにします(反映に数時間かかることがあります)。
Googleの保護者向けヘルプは次の注意も書いています。
- フィルタで不適切な内容をある程度は防げるが、完全ではない
- Geminiは間違った情報を事実のように答えることがある。答えをうのみにしないよう、子どもに伝える
Copilotは、日本では16歳がひとつの線
MicrosoftのCopilotは最低13歳です。ただし、Microsoftの一覧では日本は「16歳」で、その年齢未満の子どもは親がアカウントを管理する必要があるとされています。
18歳未満の会話はAIの学習に使わない、と公式ページに書かれています。使えなくしたり時間を決めたりするのは、Microsoft Family Safetyや、スマホの保護者向けの設定で行います。
使わせる前に、家で決めておく3つ
設定だけでは足りないところは、家のルールで補います。
- 入れないものを決める。名前、学校名、住所、顔写真は入れない。写真については子どもの写真を生成AIに入れても大丈夫?にまとめています
- 答えを確かめる習慣をつける。宿題の答えをそのまま写さず、教科書や先生の説明と見比べる。確かめ方はAIの答えを使う前の3分チェックが使えます
- 使う場所と時間を決める。リビングで使う、使えない時間帯を決める(ChatGPTは設定でもできます)
学校で使うときは、学校の決まりが先です。
よくある質問
Q. 13歳未満の子どもはChatGPTを使えませんか?
A. 利用規約では13歳以上(または国で決められた年齢以上)です。親のアカウントを子どもに使わせるのも、規約がアカウントを他人に使わせることを禁じているので避けます。小学生の調べものに使うなら、親が自分で聞いて、答えを確かめてから伝える形にします。
Q. ペアレンタルコントロールでつなぐと、子どもの会話を親が読めますか?
A. 読めません(OpenAIの公式ヘルプ)。何を聞いているか知りたいときは、子どもと画面をいっしょに見るのがいちばん確実です。
Q. Claudeは中学生でも使えますか?
A. Anthropicの公式ヘルプは「18歳以上」としています。中高生にはほかのAIを選んでください。
最初の1回は、親子で同じ画面を見ながら使うと、何を聞いてよいかを一緒に決められます。
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この記事でできるようになったこと4つのAIの年齢の決まりと、親が設定できること・できないことが分かる
やってみる使っているAIの設定に、保護者向けの項目があるかを開いて見る
次に「子どもがAIの答えをそのまま信じないか心配」と思ったら
使う前の3分チェック使う直前に見る5つと、確かめさせる頼み方ほかの疑問なら
- 子どもの写真を入れる前に子どもの写真をAIに入れて大丈夫か不安という人に
- 履歴を残さない会話を使う履歴に残さずにAIを使いたいという人に
いまは「STEP 5 安全に使う」です。難しかった・違う悩みだった人は、START HERE の「困ったときは」から選べます。
参考
- OpenAI「利用規約」(2026年1月1日発効。2026年11月2日に確認)
- OpenAI ヘルプ「Managing parental controls in ChatGPT」(2026年11月2日に確認)
- Google For Families ヘルプ「お子様による Gemini アプリの利用をサポートする」(2026年11月2日に確認)
- Anthropic ヘルプ「Get started with Claude」(2026年11月2日に確認)
- Microsoft サポート「Microsoft Copilot for Young People」(2026年11月2日に確認)
- Microsoft サポート「法定年齢がある国と地域の一覧」(2026年11月2日に確認)

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