「ComfyUIでプロンプトを書くとき、タグで書くの?文章で書くの?日本語じゃだめ?」
この記事は、ComfyUIで最初の1枚を作れた人が、使っているモデルに合うプロンプトの書き方を選べるようにする記事です。
わたしはRTX 4070(12GB)のPCで、同じ中身の絵を、タグ・英語の文・日本語の文の3通りで書き、3つのモデルで試しました。
先に結論です。
- Illustrious XLなどのSDXL系は、英語のタグで書きます。日本語で書いたら、まったく別の絵になりました
- Z-Image TurboとFLUX.2 Kleinは、公式の例が英語の文です。今回はタグで書いても、ほぼ同じ絵になりました
- Z-Image TurboとFLUX.2 Kleinは、CFGが1なので、ネガティブプロンプトに書いても絵がまったく変わりませんでした
モデルごとの書き方

- Illustrious XL(SDXL系):英語のタグで書く。ネガティブプロンプトは効く
- Z-Image Turbo:英語の文が公式の例。日本語は半分ほど通じた。ネガティブプロンプトは効かない
- FLUX.2 Klein:英語の文が公式の例。日本語も通じた。ネガティブプロンプトは効かない
プロンプトは、作りたい絵を言葉で伝える欄です。ネガティブプロンプトは、描いてほしくないものを書く欄です。
タグは「1girl, short hair, smile」のように、短い英単語をカンマで区切って並べる書き方です。Illustriousの公式の説明でも、品質タグやネガティブの例はこの形で書かれています。
タグと英語の文で比べた

茶色のショートヘア・緑の目・白いカーディガン・青いプリーツスカート・本を持って笑う・春の桜の公園、という同じ中身を、タグと英語の文で書きました。
タグで書いたものです。
1girl, solo, anime style, short hair, brown hair, green eyes, white cardigan, blue pleated skirt, holding book, smile, looking at viewer, cherry blossoms, park, spring, cowboy shot
英語の文で書いたものです。
An anime-style illustration of a girl with short brown hair and green eyes. She wears a white cardigan and a blue pleated skirt, holds a book, smiles and looks at the viewer. She stands in a park full of cherry blossoms in spring. Cowboy shot.
Illustriousではどちらの頭にも品質タグ「masterpiece, best quality」を付けました。
- Illustrious:タグはほぼ指定どおり。英文ではカーディガンがベージュになり、鞄が足された
- Z-Image:英文は指定どおり。タグではスカートが紺になった
- FLUX.2:タグも英文もほぼ指定どおり
この程度の中身なら、どのモデルもタグと英文の両方を読み取れました。別のseedで作り直しても、同じ傾向でした。
迷ったら、Illustriousなどのアニメ向けのSDXL系はタグ、Z-ImageとFLUX.2は英語の文で書くのが無難です。どちらも、公式の例と同じ書き方です。
タグを英語で思い出せないときは、日本語からタグを組み立てるDanbooru Tag Labを使うと楽です。
日本語で書いたら

同じ中身を、日本語の文でも書きました。
春の桜の公園で、本を持ってほほえみ、こちらを見ている女の子のアニメ風イラスト。茶色のショートヘアに緑の目。白いカーディガンと青いプリーツスカート。腰から上が入る構図。
- Illustrious:桜も本もない、顔のアップの別の絵になった
- Z-Image:髪・目・カーディガン・桜は描かれたが、本と笑顔が抜けた
- FLUX.2:本・笑顔・服・桜の公園まで、全部描かれた
日本語で試したのは1枚ずつなので、言い切れるほどの数ではありません。それでも、Illustriousは日本語の中身をほとんど読み取れていませんでした。日本語で書きたいなら、今回の3つの中ではFLUX.2が向いています。
FLUX.2の公式の書き方ガイドにも、いくつもの言語で書けると案内があります。このガイドは上位版のFLUX.2向けで、Klein専用のものではありません。
ネガティブプロンプトは効く?

ネガティブプロンプトに「cherry blossoms, pink, petals」(桜・ピンク・花びら)を足して、同じseedで作り直しました。
- Illustrious:桜の色が薄く、白っぽくなった。桜そのものは残った
- Z-Image:足す前とまったく同じ絵
- FLUX.2:足す前とまったく同じ絵
Z-ImageとFLUX.2は、画像を1画素ずつ比べても違いがありませんでした。
理由はCFGです。CFGはプロンプトにどれだけ寄せて描くかの強さです。ComfyUIは、CFGが1のときネガティブプロンプトを計算に使いません。Z-Image TurboとFLUX.2 Kleinは、公式の設定でCFGが1なので、ネガティブに何を書いても絵は変わりません。
ComfyUI 0.43を開いたときの最初のワークフロー(Z-Image Turbo用)にもネガティブの欄がありますが、CFGは1です。そこに書き足しても、絵は変わらないということです。
FLUX.2の公式の書き方ガイドでも、ネガティブプロンプトには対応していないと書かれています。入れたくないものは、ネガティブに書く代わりに、ほしい状態をプロンプトに書きます。たとえば「人を入れない」なら「人のいない公園」です。Illustriousなどネガティブが効くモデルで何を書けばいいかは、ネガティブプロンプトとは?で試しました。
(言葉:1.5)で強めると

ComfyUIでは言葉を「(cherry blossoms:1.5)」のように括弧と数字で囲むと、その言葉を強められます。1より大きいと強く、小さいと弱くなります。今回はIllustriousだけで試しました。
Illustriousのタグで、桜を1.5に強めました。
背景は桜で埋まりましたが、頭にさくらんぼの髪飾りまで足されました。「cherry」(さくらんぼ)という言葉が、髪飾りにも出てしまったようです。強めるときは数字を少しずつ上げて、思わぬものが足されていないか見てください。
書くときの順番
- 何を描くか:1girl、女の子
- 見た目:髪・目・服・持ち物
- 表情と動き:笑う、本を持つ
- 場所と時間:桜の公園、春
- 構図:腰から上(cowboy shot)、全身(full body)
FLUX.2の公式の書き方ガイドでは、先に書いた言葉ほど強く反映されると説明されています。いちばん描いてほしいものから書き始めてください。
今回のプロンプトもこの順で書きました。1回に1か所だけ書き換えると、どの言葉で何が変わったかが分かります。
まとめ
ComfyUIのプロンプトは、使うモデルで書き方を変えます。Illustriousなどのアニメ向けのSDXL系は英語のタグで書き、ネガティブプロンプトも使います。Z-Image TurboとFLUX.2 Kleinは英語の文で書き、入れたくないものもネガティブではなく、ほしい状態としてプロンプトに書くのが合っています。日本語で書きたいなら、今回はFLUX.2がいちばん読み取れました。
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この記事でできるようになったこと使うモデルに合う書き方で、プロンプトを書ける
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同じキャラを何枚も出す4つのやり方を試したほかの疑問なら
- Illustriousの品質タグとCFGIllustrious XLのおすすめ設定
- ChatGPTやにじジャーニーの書き方AIイラストのプロンプトの書き方2026
ローカルの画像生成の記事は、AI画像生成ガイドに、つまずく順にまとめています。
参考
どれも2026年11月3日に確認しました。
- Hugging FaceのZ-Image Turbo:公式の例とおすすめの設定
- Hugging FaceのFLUX.2 Klein 4B:公式の例
- Black Forest LabsのFLUX.2の書き方ガイド:ネガティブプロンプト・言葉の順番・言語
- 実測:RTX 4070(12GB)・メモリ32GBのPC。ComfyUI Portable 0.43.0

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