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ネガティブプロンプトとは?何を書けばいいか、2026年のモデルで書く・書かないを試した

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ネガティブプロンプトとは?のアイキャッチ。ネガティブなしと公式の例で作った同じseedの絵

「ネガティブプロンプトには何を書けばいいの?ネットにある長いリストを貼ったほうがいい?」

この記事は、ComfyUIで絵を作り始めた人が、ネガティブプロンプトに何を書くかを迷わず決められるようにする記事です。

わたしはRTX 4070(12GB)のPCで、アニメ向けのモデル2つに、4通りのネガティブプロンプトを4枚ずつ、合わせて32枚作って比べました。

先に結論です。

  • 迷ったら、使うモデルの公式の例をそのまま貼るのがいちばん楽です
  • 空にしても崩れた絵にはならず、手も大きく崩れませんでした。長いリストにしても、目立つ違いはありませんでした
  • SD1.5用のEasyNegativeをSDXL系のモデルに入れたら、色が崩れました
  • Z-Image TurboやFLUX.2 Kleinは、ネガティブに書いても絵が変わりません
目次

ネガティブプロンプトとは

ネガティブプロンプトの結論の図。公式の例をそのまま貼る、長いリストは公式の例や2つだけと目立つ違いなし、空でも崩れない、EasyNegativeはSDXLで色が崩れた、Z-ImageとFLUX.2は書いても変わらない

ネガティブプロンプトは、描いてほしくないものを書く欄です。ふつうのプロンプトが「こう描いて」なら、ネガティブは「こうは描かないで」を伝えます。

ComfyUIのSDXL系のワークフローでは、プロンプトを書く箱が2つあり、Kサンプラーのnegativeの入力につながっている方がネガティブプロンプトです。

よく書かれるのは、次のような言葉です。

  • 画質:worst quality(最低の画質)、low quality(低い画質)、blurry(ぼやけ)
  • 崩れ:bad anatomy(体の崩れ)、bad hands(手の崩れ)
  • 余計なもの:text(文字)、signature(サイン)、watermark(透かし)

4通りで比べた

Illustrious XLで、ネガティブを空、公式の例、長いリスト、2つだけに変えた4枚。空は全体がぼやけて柔らかく、ほかの3つは光がはっきりした

Illustrious XL v2.0とAnimagine XL 4.0で、プロンプトとseedを同じにして、ネガティブだけを4通りに変えました。手が写るように、教室で手を振る女の子にしています。

  • なし:ネガティブを空にする
  • 公式の例:モデルの配布ページにある例をそのまま
  • 長いリスト:よく出回っている形の42個のリスト
  • 2つだけ:worst quality, low quality

ネガティブを変えると、同じseedでも構図ごと変わりました。ネガティブはできた絵から悪いところだけを消すものではありません。絵の作られ方全体が変わります。

4通りとも、崩れた絵はありませんでした。違いは光やコントラスト、ぼけ方くらいです。

Illustriousでは、ネガティブなしの絵が全体にぼやけて柔らかくなり、ほかの3つは光がはっきりしました。長いリストと公式の例、2つだけの間には、目立つ違いがありませんでした。

Animagine XL 4.0で、ネガティブを空、公式の例、長いリスト、2つだけに変えた4枚。どれも崩れはなく、構図が変わった

Animagineでは、ネガティブなしでも、ほかの3つと見分けにくいくらいでした。Animagine XL 4.0の配布ページでも、品質タグの効果を見せる比較の絵は、ネガティブを空にして作っています。

公式の例はこれ

Illustrious XLの公式の例(v0.1の説明にあるもの)です。

worst quality, comic, multiple views, bad quality, low quality, lowres, displeasing, very displeasing, bad anatomy, bad hands, scan artifacts, monochrome, greyscale, signature, twitter username, jpeg artifacts

Animagine XL 4.0の公式のおすすめです。

lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing finger, extra digits, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, low score, bad score, average score, signature, watermark, username, blurry

ほかのモデルを使うときも、まず配布ページにネガティブの例がないか探してください。モデルを作った人が案内している言葉なので、最初の1つとして使いやすいです。

手の崩れは防げる?

seed 101の8枚の手を拡大した図。IllustriousとAnimagineの、なし、公式の例、長いリスト、2つだけ。どれも指は5本で大きな崩れはない

「bad hands」や「extra fingers」を書けば、手の崩れが減るのかも見ました。

32枚を見て、指の数が明らかにおかしい手はありませんでした。各条件の1枚目の手を拡大しても、どれも指は5本です。ネガティブを空にした絵でも同じでした。

今回の手を振るポーズでは、ネガティブで手の崩れが減ったとは言えませんでした。指を組む・物を持つなど、崩れやすいポーズでは違う結果になるかもしれません。

EasyNegativeはSDXLで使える?

Illustrious XLで、公式の例だけと、EasyNegativeを足した絵の比較。EasyNegativeを足すと髪や襟に派手な色が出た

EasyNegativeはネガティブに入れて使う追加のファイル(埋め込み)です。Stable Diffusion 1.5のころによく使われていました。

これをSDXL系のIllustriousに入れたら、髪や襟の縁に緑やピンクの派手な色が出て、絵が崩れました。2枚とも同じでした。

ComfyUIの画面の裏の記録(ログ)には、「shape mismatch … embedding will be ignored」という警告が出ていました。SDXLは文字を読み取る部分を2つ持っています。EasyNegativeは大きい方には形が合わずに無視され、小さい方にだけ入りました。片方にだけ効いたことが色の崩れの原因だと考えていますが、確かめてはいません。

SDXL系のモデルでは、SD1.5用の埋め込みは入れないでください。EasyNegative自体の使い方は、EasyNegativeの設定方法と使い方(SD1.5用)にあります。

Z-ImageやFLUX.2では書いても変わらない

Z-Image TurboとFLUX.2 Kleinは、公式の設定でCFGが1です。ComfyUIは、CFGが1のときネガティブプロンプトを計算に使いません。

ComfyUIのプロンプトの書き方で試したときも、ネガティブに書く前と書いた後で、まったく同じ絵になりました。入れたくないものは、ネガティブに書く代わりに、ほしい状態をプロンプトに書きます。

まとめ

ネガティブプロンプトは迷ったら使うモデルの公式の例をそのまま貼れば十分です。Illustrious XLとAnimagine XL 4.0では、空にしても崩れず、長いリストにしても目立つ違いはありませんでした。SD1.5用のEasyNegativeはSDXL系では色が崩れるので入れず、Z-ImageやFLUX.2では欄に書いても効きません。

次に読む記事

この記事でできるようになったことネガティブプロンプトに何を書くか、迷わず決められる

やってみる使うモデルの配布ページで、ネガティブの例を探してそのまま貼る

次に「品質タグやCFGも決めたい」と思ったら

品質タグとCFGを決めるIllustrious XLのおすすめ設定

ほかの疑問なら

ローカルの画像生成の記事は、AI画像生成ガイドに、つまずく順にまとめています。

参考

どれも2026年11月3日に確認しました。

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