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Animagine XL 4.0のおすすめ設定|RTX 4070で解像度・ステップ数・CFG・サンプラーを比べた

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Animagine XL 4.0のおすすめ設定|RTX 4070で解像度・ステップ数・CFG・サンプラーを比べた

「Animagine XLの設定、公式のおすすめのままでいいの?ステップ数やCFGを上げたらもっときれいになる?」

この記事は、Animagine XL 4.0を使い始めた人が「どの設定を、どこまで変えればいいか」を判断するための記事です。RTX 4070(12GB)で、seedとプロンプトを固定したまま、設定を1つずつ変えて比べました。

先に結論です。

  • 公式のおすすめ(832×1216・28ステップ・CFG 5・Euler a)のままで十分きれいでした。1枚約9.7秒です
  • 解像度は公式の表にあるサイズにします。1536×1536にすると、人物が2人に分かれる失敗が出ました
  • ステップ数は20でも見た目はほぼ同じで、約7.3秒に縮みました。40に増やしても、きれいになるというより絵が少し変わるだけでした
  • CFGは5〜7が扱いやすく、12まで上げると色が濃くなりすぎて、縁に白い枠が出ました
  • RTX 4070では、4枚まとめて作る(batch 4)・1.5倍に拡大する(Hires)まで、メモリ不足で止まることはありませんでした
目次

比べた条件

項目基準(公式のおすすめ)
モデルAnimagine XL 4.0 Opt
解像度832×1216
ステップ数28
CFG5
サンプラーEuler a(euler_ancestral・normal)
seed101(固定)

プロンプトは、オリジナルの女の子が桜の公園で本を持っている絵にしました。ほかの条件は変えずに、1つの項目だけを変えて作っています。

1girl, solo, original, safe, short brown hair, green eyes, white cardigan, blue pleated skirt, holding book, cherry blossoms, park, spring, smile, looking at viewer, cowboy shot, masterpiece, high score, great score, absurdres

計測の環境は、RTX 4070(12GB)、メモリ32GB、ComfyUI 0.30.0です。時間は、ComfyUIの実行の記録(開始から完了まで)で測りました。どれも1回ずつの測定なので、「今回の環境では」の数字として見てください。

ちなみに、測ったときは別のアプリがVRAMを約5.9GB使っていて、空きは約6.3GBでした。それでも、この記事の条件はすべて最後まで生成できました。ComfyUIが、空いているVRAMに合わせてモデルを出し入れするためです。

ComfyUIでの最初の1枚の出し方は、Animagine XL 4.0をComfyUIで使う方法にまとめています。

解像度:公式の表のサイズにする

公式は、1024×1024・832×1216・1216×832など、9つのサイズをおすすめしています。どれも、画素の数が約100万(1メガピクセル)前後です。

Animagine XL 4.0で解像度だけを変えた4枚。832×1216・1024×1024・1216×832は破綻なし。768×1024は顔のアップになった
解像度時間見た目
832×1216約9.7秒指定どおり全身に近い構図
1024×1024約9.5秒少し引いた構図
1216×832約9.2秒人物が小さくなった
768×1024約8.6秒顔のアップに近くなった

公式の表のサイズなら、どれも10秒前後でした。縦長のイラストなら832×1216、SNSのアイコンや正方形なら1024×1024、と使い分ければOKです。

一方で、表にない大きなサイズにすると、こうなりました。

1024×1536と1536×1536の比較。1536×1536では人物が2人に分かれ、体がつながった

1536×1536では、女の子が2人に分かれて、体がつながってしまいました。。時間も約27秒と、3倍近くかかっています。

公式の説明にも、1536×1536のような高い解像度は劣化することがある、と書かれています。学習に使ったのがSDXLの元の解像度(約1メガピクセル)だからです。大きい画像がほしいときは、いきなり大きく作らずに、後で紹介する「Hires(拡大して描き直す)」を使います。

ステップ数:20〜28で十分

ステップ数は、ノイズから絵を描き上げるまでの回数です。増やすほど時間がかかります。

ステップ数を12・20・28・40に変えた4枚。12でも破綻はなく、40は本の色や手の位置が変わった
ステップ数時間見た目
12約4.6秒破綻はないが、細部が少し粗い
20約7.3秒28とほぼ同じ仕上がり
28約9.7秒公式のおすすめ
40約14.5秒きれいになるというより、絵が少し変わった

意外だったのは、40ステップにしても「もっときれい」にはならなかったことです。本の色や手の位置が変わって、別の1枚になりました。

これは、Euler a が1ステップごとに少しずつノイズを足すサンプラーだからです。ステップ数を変えると、同じseedでも途中の絵が変わります。

ってことで、わたしは試し打ちは20ステップ、気に入った絵を仕上げるときは28ステップ、にしています。

CFG:5〜7が扱いやすい

CFGは、プロンプトにどれだけ忠実に描くかの強さです。公式のおすすめは4〜7(5)です。

CFGを3・5・9・12に変えた4枚。3は淡く、9は色が濃く、12は色がつぶれて縁に白い枠が出た
  • CFG 3: 全体に淡く、やわらかい
  • CFG 5: 公式のおすすめ。色も線も落ち着いている
  • CFG 7: 少しコントラストが強くなる
  • CFG 9: 色が濃く、線がくっきりする
  • CFG 12: 色がつぶれて、絵の縁に白い枠のようなものが出た

時間はどれも約9.5〜10秒で、CFGを変えても速さはほぼ変わりませんでした。

濃いめが好きなら7まで、それ以上は上げない、が今回の結論です。

サンプラー:まずは Euler a のまま

サンプラーを4種類に変えた比較。Euler と DPM++ 2M Karras は構図がほぼ同じで、Euler a と SDE は別の構図になった
サンプラー時間見た目
Euler a(公式)約9.7秒基準
Euler約9.4秒本を開いた別の構図
DPM++ 2M Karras約10.0秒Euler とほぼ同じ構図
DPM++ 2M SDE Karras約12.3秒また別の構図。少し遅い

どれも破綻はなく、仕上がりの差は「きれいさ」より「構図の違い」でした。

Euler と DPM++ 2M Karras は、ほぼ同じ構図になりました。どちらもノイズを足さない(決まった道筋で描く)タイプのサンプラーです。Euler a と SDE は、途中でノイズを足すので構図が変わります。

時間は SDE だけ2割ほど長くかかりました。迷ったら、公式のおすすめの Euler a のままでいいと思います。

枚数(batch)と拡大(Hires)は RTX 4070 で止まらなかった

やったこと時間1枚あたり
1枚(基準)約9.7秒約9.7秒
2枚まとめて(batch 2)約18.2秒約9.1秒
4枚まとめて(batch 4)約34.1秒約8.5秒
1.5倍に拡大して描き直す(Hires)約21.7秒1248×1824

4枚まとめて作っても、メモリ不足で止まることはありませんでした。1枚あたりは、まとめた方が少しだけ速くなります。

Hiresは、一度832×1216で作った絵を1.5倍に拡大して、14ステップだけ描き直す方法です(描き直しの強さ denoise は0.5)。構図はそのままで、1248×1824の画像になりました。

Hiresの前後で顔のあたりを切り出した比較。Hiresの方が髪の線が細かいが、色が少し淡い

顔のあたりを切り出して比べると、髪の線が細かくなりました。そのかわり、色が少し淡くなっています。わたしの感覚では、スマホで見るなら832×1216のままでも十分で、印刷や壁紙にしたいときだけHiresを使う、くらいがちょうどいいです。

失敗した条件のまとめ

やったこと起きたこと
1536×1536 で作った人物が2人に分かれ、体がつながった
CFG 12 にした色がつぶれて、縁に白い枠が出た
大きな画像のすぐ後に作ったモデルを読み込み直して、12ステップでも約32秒かかった
起動して最初の1枚HDDからモデルを読み込んで、約239秒かかった

最後の2つは設定の失敗ではなく、待ち時間の話です。2回目からは元の速さに戻りました。

今回の結論:わたしの設定

項目わたしの設定
解像度832×1216(正方形なら1024×1024)
ステップ数試し打ち20、仕上げ28
CFG5(濃くしたいとき7)
サンプラーEuler a
大きくしたいときHires 1.5倍(denoise 0.5)

公式のおすすめは、RTX 4070で測ってもそのまま「ちょうどいい」設定でした。いじるとしたら、ステップ数を20に下げて試し打ちを速くするところからがおすすめです。

プロンプトの書き方(タグの順番や品質タグ)は、Animagine XLの使い方ガイドにまとめています。ほかのアニメ向けモデルと同じプロンプトで比べた結果は、AnimagineとIllustrious・Animaの違いで紹介しています。

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参考

  • Animagine XL 4.0(Cagliostro Research Lab、Hugging Face)の Usage Guidelines(推奨の CFG・ステップ数・サンプラー・解像度、高解像度での劣化): https://huggingface.co/cagliostrolab/animagine-xl-4.0 (2026年11月1日に確認)
  • 実測: RTX 4070(12GB)・ComfyUI 0.30.0・2026年11月1日。条件と時間の一覧は、同じseed・同じプロンプトで1回ずつ
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