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AnimagineとIllustrious・Animaの違い|2026年にローカルでアニメイラストを作るならどれ?(RTX 4070で同じプロンプト)

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AnimagineとIllustrious・Animaの違い|2026年にローカルでアニメイラストを作るならどれ?(RTX 4070で同じプロンプト)

「Animagine XLって今でも使っていいの?IllustriousとかAnimaとか、新しいモデルの方がいいの?」

この記事は、自分のパソコンでアニメ調のイラストを作りたい人が、2026年の今どのモデルから始めるかを決めるための記事です。RTX 4070(12GB)で、同じ内容のプロンプトを4つのモデルに入れて比べました。

先に結論です。

  • 初めてなら Animagine XL 4.0 Opt で十分です。公式のおすすめ設定がはっきりしていて、1枚約9.7秒で迷わず使えました
  • Illustrious XL v2.0 は、そのままだと色が濃く、少し前の絵柄でした。実際には、Illustrious を元にした派生モデル(WAI-illustrious など)で使う人が多いモデルです
  • Anima(2026年公開)は、構図が安定していて手もきれいでした。ただし1枚約21秒と2倍ほどかかり、モデル自体は非商用のライセンスです
  • RTX 4070では、4つとも止まらずに動きました
同じ内容のプロンプトとseedで4つのモデルを比べた画像。Animagine XL 4.0 Opt・Illustrious XL v2.0・WAI-illustrious v17・Anima Base
目次

比べたモデル

モデル公開元になったもの
Animagine XL 4.0 Opt2025年2月SDXL
Illustrious XL v2.02025年4月SDXL
WAI-illustrious v17.02026年4月Illustrious(派生)
Anima Base v1.02026年5月Cosmos-Predict2(約20億パラメータ)

Animagine と Illustrious は、どちらもSDXLを元にしたアニメ向けのモデルです。WAI-illustrious は、Illustrious を元に個人が調整した派生モデルで、わたしのパソコンに入っていたので一緒に比べました。配布ページ(Civitai)には成人向けの作例も多いので、開くときは少し注意してください。

Anima は、CircleStone Labs と ComfyUI の開発元(Comfy Org)が作った、新しい仕組みのモデルです。SDXLとは中身が違うので、ComfyUIでの部品のつなぎ方も変わります(使い方はAnimaをComfyUIで使う方法にまとめています)。

NoobAI や Pony 系のモデルも人気ですが、今回は試していません。

比べ方

同じ内容(桜の公園で本を持った女の子)を、それぞれの公式のおすすめの書き方で入れました。品質タグはモデルごとに違うので、そこだけ合わせています。

モデル設定
Animagine XL 4.0 Opt28ステップ・CFG 5・Euler a
Illustrious XL v2.0 / WAI28ステップ・CFG 5・Euler a
Anima Base30ステップ・CFG 4・er_sde(公式のサンプルどおり)

解像度は832×1216、seedは101・202・303の3つです。Illustrious には公式のおすすめ設定の記載が見当たらなかったので、Animagine と同じ設定にしました。Illustrious の品質タグ・CFG・大きさをあとから試した結果は、Illustrious XLの使い方とおすすめ設定にまとめています。

結果:同じプロンプトでも絵柄がはっきり違う

seed 202で4つのモデルを比べた画像
モデル見た目(3枚を見た印象)
Animagine XL 4.0 Opt線が細く、色が落ち着いている。構図に動きがある
Illustrious XL v2.0色が濃く、桜が紫寄り。少し前のアニメの絵柄
WAI-illustrious v17今風の整った絵柄。背景の公園まで細かい。正面向きで安定
Anima Base正面向きで安定。本を両手で持つ手がきれい

3つのseedで見ても、どのモデルも服装(白いカーディガン・紺のプリーツスカート)と本は指定どおりでした。違いが出たのは、絵柄と構図です。

Animagine は、3枚とも構図がばらばらで、見ていて楽しい反面、狙った構図にするには何枚か作る必要がありました。Anima は、3枚とも正面向きで本を胸の前に持つ構図になり、安定している分、変化は少なめでした。

速さとVRAM(RTX 4070で測った値)

モデル2枚目からの1枚起動して最初の1枚
Animagine XL 4.0 Opt約9.7秒約239秒
Illustrious XL v2.0約9.2秒約114秒
WAI-illustrious v17約9.3秒約40秒(1回目は読み込みのエラーで止まった)
Anima Base約21秒約94秒

SDXL系の3つは、28ステップで約9〜10秒でした。Anima は30ステップで約21秒と、2倍ほどかかりました。

ちなみに、Anima には速く作れる Turbo 版もあります。こちらは10ステップで約4.0秒でした(そのかわり、seedを変えても構図が似てきます)。

最初の1枚は、モデルをHDDから読み込む時間です。Animagine の239秒は、その日最初に動かしたこともあって長めでした。どのモデルも、2枚目からは上の速さに戻りました。

WAI-illustrious は、最初の読み込みの途中で「HostBuffer.read_file_slice failed」というエラーで止まりました。。そのまま次の1枚を実行したら、今度は読み込めて、その後は普通に動いています。HDDからの読み込みが追いつかなかったのかもしれませんが、原因までは確かめていません。

VRAMは、Anima の方が少なく済みました。GPU全体の使用量のピークは、SDXL系が約11.5GB、Anima が約8.1〜8.8GBでした(どちらも、ほかのアプリが約5.9GB使っている状態の値です)。

時間は、ComfyUI 0.30.0 の実行の記録(開始から完了まで)で測りました。どれも1回ずつなので、今回の環境での目安として見てください。

ライセンスの違い(商用利用するなら必ず確認)

モデルライセンスメモ
Animagine XL 4.0CreativeML Open RAIL++-MSDXLと同じ
Illustrious XL v2.0CreativeML Open RAIL-MHugging Face の表記
AnimaCircleStone Labs 非商用ライセンス生成した画像の商用利用は可、と公式

Anima は、モデル自体は非商用のライセンスです。ただ、公式の説明では、制限はモデルにかかるもので、生成した画像の商用利用はできる、とされています。

ブログのアイキャッチやグッズに使うなど、お金がからむ使い方をするときは、どのモデルでも、必ず配布元のライセンス本文を自分で読んでください。わたしも、このブログに載せる画像はライセンスを確かめてから使っています。

2026年に今から始めるなら

わたしなら、こう選びます。

  • まず1枚作ってみたい: Animagine XL 4.0 Opt。設定が公式で決まっていて、速い
  • 好きな絵柄を探したい: Illustrious 系の派生モデル。種類が多いぶん、好みの絵柄が見つかりやすい
  • 構図を安定させたい・新しいモデルを試したい: Anima。遅いぶん、1枚ごとの失敗が少なかった

Animagine は「もう古い」というより、「最初の1本として扱いやすい」モデルでした。公式の説明でも、4.0はSDXLの元の解像度(約1メガピクセル)で学習していて、RTX 4070のような12GBのGPUにちょうど収まります。

Animagine の設定をもう少し詰めたいときは、Animagine XL 4.0のおすすめ設定で、解像度やステップ数を変えた結果を紹介しています。

自分でもモデルを比べるなら、条件を選ぶだけで、同じ形のタグ形式プロンプトを作れる無料ツールが使えます。

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参考

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