「ChatGPTの答えをコピーしてLINEに貼ったら、『**』だらけになった」
AIの答えをメモ帳やLINE、申し込みフォームに貼ると、「**」や「#」が文字のまま残ることがあります。壊れたわけではありません。
先に結論です。
- 「**」は太字の印です。AIの答えは太字や見出しを記号で表す書き方で作られています
- コピーボタンは「太字のついた形」と「記号つきの文字だけの形」を両方渡します。文字だけしか貼れない所では、記号が残ります
- いちばん早い直し方は「記号を使わずに、そのまま貼れる文章にして」と頼み直すことです
2026年11月3日に、ChatGPT・Claude・Geminiで同じ質問をして、コピーボタンが実際に何をコピーしているかを確かめました。

「**」や「#」は何の印?
AIの答えは次のような記号で書式を表しています。画面では記号が消えて太字や見出しに見えますが、文字だけで貼ると記号が出てきます。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| **言葉** | 「言葉」を太字にする |
| # や ### | 行を見出しにする |
| - や * | 箇条書きの行頭 |
| --- | 区切りの線 |
| `Ctrl` | キーやコマンドの名前 |
この書き方は「マークダウン」と呼ばれます。名前は覚えなくて大丈夫です。
3つのAIで、コピーされた中身を見た
「パソコンの動作が遅いときに、初心者が自分でできる対処を3つ教えてください。」と聞き、答えの下のコピーボタンを押しました。ページの中で、コピーボタンが書き込んだ中身をそのまま記録しています。
ChatGPT
- 太字のついた形と、文字だけの形の2つをコピーしていた
- 文字だけの形は「1. **パソコンを再起動する**」のように、見出しが「**」で囲まれていた
Claude
- 同じく2つの形をコピーしていた
- 文字だけの形は「**1. 再起動する**」
Gemini
- 同じく2つの形をコピーしていた
- 文字だけの形は記号がいちばん多く、「###」「**Windowsの場合:**」「---」「`Ctrl`」が入っていた
貼り付ける先が太字を扱える所なら太字の形が、文字だけの所なら記号つきの形が使われます。どちらが使われるかは貼り付け先が決めるので、同じコピーでも、貼る場所によって見た目が変わります。
記号を消して貼る3つの方法
1. 「記号を使わずに」と頼み直す
いちばん確実なのは、答えを作り直してもらう方法です。続けて次のように送ります。
さっきの答えを、記号(** や # や -)を使わずに、そのままLINEやメールに貼れる普通の文章にしてください。
ChatGPTとClaudeでは、この1文で「**」が消えました。ChatGPTは番号を「1つ目は、」「2つ目は、」という言葉に、Claudeは「→」を「から」に言い換えています。Claudeは番号の「1.」だけを残しました。

2. 太字を扱える所には、そのまま貼る
Wordやメールの本文のように、太字を扱える所に普通に貼ると、太字のついた形が使われるので「**」は出ないはずです。反対に、貼り付けのときに「書式なしで貼り付け」や「テキストのみ保持」を選ぶと、文字だけの形が貼られて「**」が残ります。
これは、コピーされた中身から分かる仕組みの説明です。貼り付け先のアプリごとには試していないので、うまくいかないときは1の頼み直しを使ってください。
3. コピーボタンを使わず、なぞってコピーする
答えをマウスでなぞって選び、コピーする方法もあります。ChatGPTの答えで試すと、選んだ文字には「**」が入りませんでした。
ただし、番号の「1.」「2.」「3.」も一緒に消えました。手順の順番が大事な答えでは、1の頼み直しのほうが安全です。
毎回記号なしにしたいなら
LINEや社内のチャットに貼ることが多いなら、AIの設定(カスタム指示)に次の1文を書いておくと、最初から記号の少ない答えになります。
答えは、記号(** や # や -)を使わずに、そのまま貼れる普通の文章で書いてください。
設定の場所と書き方は、ChatGPTのカスタム指示に何を書く?にまとめています。表や手順を見やすくしてほしいときは、この1文を外します。
よくある質問
Q. 画面にも「**」がそのまま見えることがあるのはなぜ?
A. AIが記号を書き間違えたときに起きます。2026年11月2日にChatGPTで試したときも、太字の終わりの記号がずれて「**」が見えたままの答えがありました。「さっきの答えを、記号を使わずに書き直して」と頼めば直ります。
Q. プロンプトの例に出てくる「#」は何ですか?
A. 見出しの印です。頼み方を見やすく区切るために使われていますが、自分で書くときは使わなくても、普通の文章で十分に伝わります。
Q. スマホのアプリでも同じですか?
A. この記事ではパソコンのWeb版で確かめました。スマホのアプリは試していません。記号が残ったときの直し方(頼み直す)は、スマホでもそのまま使えます。
コピーした答えに記号が残っても、中身はそのまま使えます。貼る場所が決まっているなら、最初に「そのまま貼れる文章で」と頼んでおくのがいちばん楽です。
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この記事でできるようになったこと記号の意味が分かり、記号なしの文章にしてから貼れる
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さっきの答えを、記号(** や # や -)を使わずに、そのまま【LINEやメール】に貼れる普通の文章にしてください。
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- 文章を直してもらう自分で書いた文を直してほしいが、全部書き換えられそうで不安という人に
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