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長い資料を読ませるならどのAI?ChatGPT・Claude・Gemini・Copilotに6万字を渡して比べた結果

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「長い議事録をAIに読ませたら、途中の話が抜けていた気がする。どのAIなら、ちゃんと全部読んでくれるの?」

この記事は、長いPDFや資料をAIに読ませたい人と、どのAIを使えばいいか迷っている人のための記事です。

先に結論です。

  • 6万字(120回分の議事録)なら、有料版のChatGPT・Claude・Geminiは、最初・真ん中・最後の内容をどれも正しく答えました
  • 無料版のCopilotも3つの内容は正しく答えましたが、「全部書き出して」と頼むと54回のうち1回が抜けました。「1年ずつ見直して」と頼むと直りました
  • 一度に読める量は、AIと料金プランで大きく違います。無料版で長い資料を扱うなら、分けて渡すか、見直しを頼みます

2026年11月1日に、架空の町内会の議事録集を4つのAIに渡して試しました。

一度に読める量の目安。ChatGPTの無料版は約12ページ、PlusやGoは約40ページ。Geminiの無料版は3万2千トークン、Proは100万トークン。Claudeの有料版は20万トークン以上
目次

一度に読める量は、プランで違う

AIが一度に読める量は「コンテキストウィンドウ」と呼ばれ、トークンという単位で数えます。ChatGPTとClaudeは、ページ数の目安も公式に出しています。

AI無料版有料版
ChatGPT約12ページ分(考えるモードは場合による)Go・Plusは約40ページ分、考えるモードは約320ページ分
Claude公式の数字なし20万トークン以上(約500ページ以上)
Gemini3万2千トークンAI Plusは12万8千、AI Proは100万トークン
Copilot公式の数字なし公式の数字なし

2026年11月1日の各社の公式ページの数字です。ChatGPTは、指示やメモリなどにも同じ枠を使うので、入れられる量は表より少なくなるとしています。

6万字の議事録で、3つの内容を聞いた

架空の町内会の議事録を、2017年1月から2026年12月まで120回分作りました。全部で約6万2千字です。その中に、次の3つを1回ずつだけ入れておきました。

  • 最初のほう(2017年4月): 防災倉庫の鍵は3本
  • 真ん中(2022年1月): 夏祭りの予算は12万円
  • 最後のほう(2026年9月): 集会所のエアコンは2027年3月に交換

ファイルを渡して、次のように聞きました。【 】の中だけを書き換えて使ってください。

添付の【議事録集】から、次の3つを答えてください。それぞれ、書いてある年月も添えてください。書いていなければ「書いていない」と答えてください。1.【防災倉庫の鍵の本数と、持つ人】2.【夏祭りの予算】3.【集会所のエアコンを交換する時期】

4つのAIとも、3つの内容と年月をすべて正しく答えました。「全部で何回分の定例会が入っているか」も、4つとも120回と答えました。答えが出るまでは、ChatGPTが1分ほど、Claudeが10秒ほどです。

「全部書き出して」で、差が出た

次に、120回のうち「防災訓練の日程」が話し合われた回を、すべて書き出してもらいました。正しい答えは54回です。

「【防災訓練の日程】」について話し合った定例会の年月を、すべて書き出してください。全部で何回ですか。

AI結果
ChatGPT(有料)54回。正しい
Claude(有料)54回。正しい
Gemini(有料)54回。正しい
Copilot(無料)53回。2024年7月が抜けた

今回は、1か所を探す質問では抜けなかったのに、資料全体から拾う質問で抜けが出ました。

実際に試した結果。3つの内容は4つのAIとも正しかった。数え上げはChatGPT・Claude・Geminiが54回で正しく、Copilotの無料版は53回で1回抜けた。見直しを頼むと54回に直った

抜けを見つける頼み方

Copilotに、続けて次のように頼みました。

抜けがないか、1年ずつ資料を見直して確かめてください。

Copilotは年ごとに見直して、「前回の回答では2024年7月が漏れていた」と書き、54回に直しました。どこが抜けたかをこちらから教えなくても、見直しを頼むだけで見つけました。

ほかにも、答えに「書いてある年月」を添えてもらうと、元の資料で確かめやすくなります。

どのAIを選べばいい?

  • 有料版をすでに使っているなら、今回の長さでは、どれを使っても結果は変わりませんでした
  • 無料版で長い資料を扱うなら、一度に読める量が小さいので、章や年ごとに分けて渡します
  • 本1冊や数百ページの資料なら、読める量が大きいプランを選びます。公式の数字では、ClaudeとGeminiのAI Pro、ChatGPTの考えるモードが大きな量を読めます

気をつけること

  • 今回は6万字の資料1つで試しました。もっと長い資料では、結果が変わることがあります
  • 会社の議事録や、名前の入った資料はそのまま渡しません。入れてよい情報はChatGPTなど生成AIに入れてはいけない情報で確かめてください
  • Copilotは、パソコンからファイルを添付するとOneDriveにコピーされると表示されたので、今回は文章を貼り付けて試しました

よくある質問

Q. 無料版のChatGPTやClaudeでも試しましたか?

A. 今回は有料版で試しました。無料版で同じ結果になるかは確かめていません。

Q. PDFでも同じですか?

A. 今回は文字だけのファイルで試しました。PDFの読ませ方はPDFをChatGPTなどAIに読ませる方法にまとめています。

長い資料は、一度に読める量の大きいAIを選び、答えに年月やページを添えてもらって確かめます。全部を拾ってほしいときは、最後に見直しを頼みます。

資料を何本もまとめて置いて、それに質問したいときは、NotebookLMの使い方も参考になります。

次に読む記事

この記事でできるようになったこと資料の長さとプランでAIを選び、答えの抜けを見直しの頼み方で見つけられる

やってみる長い資料を1つ渡し、答えに年月やページを添えてもらう

抜けがないか、1年ずつ資料を見直して確かめてください。

次に「長いPDFの要点と、知りたいところだけ知りたい」と思ったら

PDFを読ませる要約・質問と、抜けの確かめ方

ほかの疑問なら

いまは「STEP 7 自分に合わせる」です。難しかった・違う悩みだった人は、START HERE の「困ったときは」から選べます。

参考

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