「Claude Codeを入れたけど、結局なにを任せればいいの?」
この記事は、Claude Codeを入れた人が、ブログや発信の作業のうち最初に任せる1つを選んで、そのまま頼めるようになるための記事です。
わたしは2026年10月から、ブログ(このりけろぐと、はてなブログのすまてくLAB)の運営の多くをClaude Codeに任せています。仕事の話ではなく、個人で続けているブログと検証の話です。
先に結論です。
- 任せているのは「全部を見る」「決めた順に確かめる」「直して記録を残す」作業です
- 最初の1つは「調べて一覧にする」がおすすめです。ファイルを変えないので壊れず、結果も確かめやすいからです
- 任せたあとに自分で見るのは、数字の出どころと、記録にない文です
最初に頼んだのは「作業」ではなかった
7年続けたはてなブログ(記事314本)を作り直したとき、Claude Codeに最初に頼んだのは次の3つでした。
- 公開中の記事をすべて一覧にする
- 設定やデザインなど、いまの状態を保存する
- そのうえで、何を変えればいいか提案する
書きたいこと(AIと技術の検証)と、ブログの中身がずれていたのが作り直しのきっかけです。ただ、314本のどこから手を付けるかは、一覧がないと決められません。
一覧ができてから、記事の半分以上が2019年に書いたものだと分かりました。手を付ける順番はそこから決まりました。この作り直しの記録はすまてくLABの記事に書いています。
いま任せている作業(2026年11月時点)

全部を見て一覧にする
人なら途中であきらめる「全部見る」作業です。314本の本文を全部調べてもらうと、アイコン用のCSS(Font Awesome 5)を使っていたのは2記事の2個だけでした。消してよいかどうかは、この結果を見て自分で決めています。
決めた順に、公開前のチェックを回す
記事を出す前に、決まった順番で確かめてもらっています。AIっぽい言い回し、出典のない数字、スマホでの改行やはみ出し、リンク切れです。
確かめる順番はチェックリストのファイルにまとめてあり、Claude Codeは毎回それを読んでから動きます。指示を毎回書かずに済ませる方法は、CLAUDE.mdの記事にまとめました。
記事を書いて、公開前の確認まで進める
このりけろぐの生成AIの入門記事は、10月31日から11月2日までに113本を公開しました。下書きから公開前の確認まではClaude Codeが進め、どんな記事群にするかの方針は自分で指示しています。
遅い原因を探す
りけろぐのある記事は表示に9秒かかっていました。Claude Codeに原因を探してもらうと、商品リンク(Rinker)の設定が原因で、設定を1つ変えたら0.26秒になりました。経緯はすまてくLABの記事にあります。
読まれ方を測る仕組みを作る
記事の中のどのリンクが押されたかを、Googleアナリティクスで測れるようにしてもらいました。計測の設計も、送られているかの確認も任せています(すまてくLABの記事)。
PCの中を読むだけで調べる
画像生成AIのモデルのフォルダを、ファイルを1つも動かさずに調べてもらいました。置き場所が2か所に分かれていて、片方に34ファイル・20.6GBが入っていたことが分かり、そのままモデルの置き場所の記事になりました。
最初に任せるなら、この頼み方
最初の1つは「調べて一覧にする」がおすすめです。ファイルを変えないので、何が起きても元のままです。
記事やメモが入ったフォルダでClaude Codeを開いて、次のように頼みます。【】の所だけ変えてください。
このフォルダの中のファイルを全部調べて、ファイル名・いちばん上の見出し・文字数を表にしてください。ファイルは変更しないでください。
表ができたら、次は条件を足します。
このフォルダの中のファイルを全部調べて、ファイル名・いちばん上の見出し・文字数を表にしてください。表の下に、見出しがないファイルと、文字数が【1000】字より少ないファイルを書き出してください。ファイルは変更しないでください。
試した結果
2026年11月2日に、記事の原稿3本と短いメモ1本を入れたフォルダで、上の2つをそのまま頼みました。
- 1つ目は23秒、2つ目は33秒で、4本の表が出ました
- 見出しのないメモは「見出しなし」と書かれ、2つ目では「1000字より少ないファイル」にも挙がりました
- 頼む前と後でファイルの中身を比べると、4本とも変わっていませんでした
ただ、文字数は合っていませんでした。自分で数え直すと6,040字のファイルが、表では6,229字です。差の189はそのファイルの行の数と同じでした。ほかの2本も、差は行の数と同じです。どう数えたのかまでは分かりませんでした。
2つ目では「UTF-8で読み直して集計しました」と書かれていましたが、数は同じでした。それらしい説明が付いていても、数字は1つだけ自分で数え直す。わたしはこれを続けています。
任せたあと、自分で確かめていること
うまくいったかどうかは、次の4つで見ています。
- 数字の出どころ:その数字は自分のPCで測った値か、ファイルから数えた値か。どこかの記事の数字ではないか
- 記録にない文:体験や感想が、記録にないのに入っていないか
- 変わったファイル:頼んでいないファイルが変わっていないか
- 元に戻せるか:変える前の状態が残っているか
1と2は、実際に何度も引っかかりました。
任せて失敗したこと
一発でうまくいったことは、ほとんどありません。記録に残っている失敗を挙げます。
- 記録にない感想が入った。自分の過去記事から文体をまねてもらったら、どこにも記録のない「一瞬焦った」という一文が入っていました。事実確認で見つけて消しました
- 時刻を見積もって書いた。作業の記録に、時計を確かめずに見積もった時刻が入っていました。実際より2時間ほどずれていたので、それからは時刻を必ずPCの時計で確かめるように決めました
- 同じ記事を2つ作った。Claude Codeを2つ並べて動かしたら、同じテーマの記事を両方が書いていました。それからは、着手する前に「いま誰が何をしているか」の表に1行書くようにしています
- 前の記事のフォルダを上書きした。新しい記事のフォルダを作るとき、同じ名前の古いフォルダを上書きしてしまいました。控えから元に戻し、フォルダを作る前に同じ名前がないかを確かめる手順を足しました
- 数字を書き間違えた。「30種類ほど」と書いた数字が、数え直すと23種類でした。公開前のチェックで見つかりました
どれも、そのあとはルールを1行足して防いでいます。
任せていないこと
- どの記事を書くか、やめるか。何を書くかは、自分の過去の困りごとと検索のデータを見て決めています
- 自分の体験や感想。記録にないことを書かせると、もっともらしい文が入ります
- ログインやパスワードの入力。WordPressへの投稿は、自分がログインしているブラウザで行います
- 仕事の作業。この記事に書いたのは、すべて個人のブログと検証のことです
どこまで任せるかの考え方は、AIにどこまで任せていい?と、noteの線引き表にまとめています。
まとめ
Claude Codeに任せているのは、全部を見る作業、決めた順に確かめる作業、直して記録を残す作業です。最初の1つは「調べて一覧にする」から始めると、何も壊さずに、どこまで任せられそうかが見えてきます。
次に読む記事
この記事でできるようになったことClaude Codeに最初に任せる1つを選んで、そのまま頼める
やってみる記事やメモのフォルダでClaude Codeを開き、下の頼み方で一覧を作ってもらう
このフォルダの中のファイルを全部調べて、ファイル名・いちばん上の見出し・文字数を表にしてください。ファイルは変更しないでください。
次に「毎回同じ説明をしたくない」と思ったら
決まりをCLAUDE.mdに書くClaude Codeに毎回同じ説明をしない方法ほかの疑問なら
- どこまで任せていいか任せる・確かめる・任せないの分け方
- 止まったときの対処上限・エラー・会話が長すぎるとき
いまは「STEP 7 自分に合わせる」です。難しかった・違う悩みだった人は、START HERE の「困ったときは」から選べます。
参考
- すまてくLAB:Claude Codeで314記事のブログを壊さずに作り直した記録、表示が9秒かかった原因はRinkerだった、GA4で回遊を測る計測設計
- 記録:りけろぐの記事ごとの制作と確認の記録(2026年10月30日〜11月2日)

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