「Civitaiでモデルを落としたけど、ComfyUIのどのフォルダに入れたら出てくるの?」
この記事は、ComfyUIを入れた人が、自分でダウンロードしたモデルを正しいフォルダに置いて、ComfyUIの一覧に出せるようになるための記事です。
わたしは2026年の夏から、Stability MatrixでComfyUIを入れて使っています。11月2日にモデルのフォルダを見直したら、置き場所が2か所に分かれていて、FLUX用の部品が違うフォルダに入っていました。
先に結論です。
- まず、落としたモデルが「1ファイル型」か「3ファイル型」かを見ます。1ファイル型(SDXLやIllustriousなど)は checkpoints、3ファイル型(FLUXなど)は本体・文字を読む部品・VAEを別々のフォルダに置きます
- Stability Matrixを使っているなら、自分で置くのは「Data → Models」の中です。ComfyUIの中のmodelsに置くと、ほかのソフトからは見えません
- 置いたのに一覧に出ないときは、更新(rキー)、再起動、フォルダの種類、見ているComfyUI、ダウンロードの完了の順に確かめます
まず、落としたファイルの形を見る

ComfyUIは、モデルの種類ごとに読むフォルダが決まっています。どのフォルダに置くかは、ファイル名よりも「そのモデルが何ファイルでできているか」で決まります。
1ファイル型(checkpoint)
SDXL、Illustrious、Animagineのような、6〜7GBのsafetensorsファイルが1つだけのモデルです。絵を作る本体と、文字を読む部品と、VAEが1つのファイルにまとまっています。
置き場所は checkpoints です。ComfyUIでは「Load Checkpoint」のノードで選びます。
3ファイル型(本体+部品2つ)
FLUX、Z-Image、Qwen-Image、Wanのような新しいモデルは、ファイルが分かれていることが多いです。ComfyUIの公式のFLUXの例では、次のように置くと書かれています(ファイル名の末尾の「.safetensors」は省きました)。
- 本体(flux1-devなど、いちばん大きいファイル):diffusion_models
- 文字(プロンプト)を読む部品(t5xxlとclip_l):text_encoders
- 色のある絵に戻す部品(ae):vae
同じFLUXでも、3つを1つにまとめた「checkpoint版」も配られています。そちらは1ファイル型なので checkpoints に置きます。ダウンロードのページで、どちらの形かを確かめてください。
Hugging FaceでComfyUI向けに配られているファイル(Comfy-Orgの「split_files」)は、フォルダの名前が diffusion_models・text_encoders・vae になっていて、その名前のとおりに置けば大丈夫です。
LoRA・VAEだけを足すとき
LoRAは数十〜数百MBの小さいファイルで loras に、SDXL向けのVAEは0.3GBくらいで vae に置きます。Civitaiでは、モデルのページに種類(CheckpointやLoRAなど)が出ているので、迷ったらそこを見ます。
LoRAの強さや、入れたのに効かないときの話は、ComfyUIでLoRAを使う方法にまとめています。
置き場所は2つある(Stability Matrixの場合)

Stability MatrixでComfyUIを入れると、モデルを置ける場所が2つできます。
- A:Data → Models(Stability Matrixの共有フォルダ)
- B:Data → Packages → ComfyUI → models(ComfyUIの中のフォルダ)
ComfyUIはどちらも読みます。わたしのPCのComfyUIで、LoRAの一覧の元を調べると、Bの loras、Aの Lora、Aの LyCORIS の3か所を読んで、144個が並んでいました。
でも、web UIやreForgeはAしか見ません。わたしのPCでは、web UIとreForgeの Lora と VAE のフォルダが、Aへのリンクになっていました。
なので、自分で置くならAです。Bに置いたLoRAはあとでweb UIやreForgeを使ったときに一覧に出ません。
わたしのPCでは、Bに34ファイル・20.6GBが入っていました。LoRAだけで23個です。いつ、どの手順で入れたのかは、もう覚えていません。気づかないうちに散らばるのが、この2か所のこわいところです。
Aの中のフォルダ名は、ComfyUIの説明と違う
Aのフォルダは、ComfyUIの説明と名前が違います。checkpointsは「StableDiffusion」、diffusion_modelsは「DiffusionModels」、text_encodersは「TextEncoders」です。対応の表はStability Matrixの使い方にまとめました。
ひとつだけ足すと、LoRAは「Lora」と「LyCORIS」のどちらに置いても、ComfyUIの loras の一覧に出ます。Stability MatrixがComfyUIに、両方を loras として読むように伝えているからです。わたしのPCでも、LyCORISに入れたファイルがLoRAの一覧に出ていました。
共有の設定は、自分で書かなくていい
Stability MatrixはComfyUIの設定ファイル(extra_model_paths.yaml)に、Aのフォルダを種類ごとに書き込んでいます。わたしのPCでは、23種類のフォルダが書かれていました。
なので、Stability Matrixを使っているなら、このファイルを自分で書く必要はありません。パッケージの画面で、ComfyUIのカードの「⋮」→「モデルの共有」が「Config」になっていればOKです。
自分でComfyUIを入れた人(Portable版など)が、別の場所のモデルを読ませたいときだけ、このファイルを書きます。書き方はComfyUIの公式ドキュメントの「Adding Extra Model Paths」にあります。書いたら、ComfyUIの再起動が必要です。
Stability Matrixを使っていない場合
ComfyUIだけを入れた人は、ComfyUIのフォルダの中の models に置きます。checkpoints・loras・vae・diffusion_models・text_encoders は、そのままの名前です。
デスクトップ版はインストールのときに選んだ場所に models ができます。公式の説明では設定の「Storage」から場所を確かめられるそうです(わたしはデスクトップ版を使っていないので、画面は確かめていません)。
正しく置けたら、どう見える?
- ComfyUIの画面で、キーボードの r を押す(モデルの一覧を読み直す)
- 使うノード(Load Checkpoint、Load LoRA など)の、モデル名の欄を押す
- 置いたファイルの名前が一覧に出ていれば成功
フォルダの中にさらにフォルダを作って置いた場合は、「フォルダ名\ファイル名」の形で出ます。種類が多くなったら、モデルの系統ごとにフォルダを分けておくと選びやすいです。
一覧に出ないときの5つの確認
上から順に見ていきます。
- rキーで出なければ、ComfyUIを再起動します。Stability Matrixなら、パッケージの画面のカードで「リスタート」を押します
- 種類違いのフォルダに入れていないかを見ます。LoRAを checkpoints に、文字を読む部品を vae に、といった置き間違いです。わたしのPCでは、FLUX用の t5xxl(4.89GB)が vae のフォルダに入っていました。確かめると、t5xxl はVAEの一覧には出て、文字を読む部品(text_encoders)の一覧には出ていませんでした。「入っているのに選べない」ときは、まずここを疑います
- 別のComfyUIを見ていないかを確かめます。Stability Matrixで2つ以上のComfyUIを入れている、デスクトップ版も入れている、といった場合です。置いたフォルダと、いま起動しているComfyUIが同じかを見ます
- ダウンロードが終わっているかを見ます。ブラウザのダウンロードが途中だと、ファイルが一覧に出なかったり、読み込みで止まったりします。ファイルの大きさがダウンロードのページの表示と同じかで確かめます
- GGUF形式のファイルはそのままでは一覧に出ません。手元のComfyUIのソースでは、一覧に読む形式にGGUFが入っていませんでした。GGUF用のノードを入れて、そのノードで選びます
ついでに、同じLoRAを2回落として「(1)」が付いたファイルもありました。一覧が長くなるだけなので、見つけたら片方を消しておくと迷いません。
赤いノードやメモリ不足など、エラーが出て止まるときはComfyUIのエラー早見表を見てください。
わたしのフォルダの中身(2026年11月2日)
RTX 4070(12GB)、メモリ32GBのPCで、Stability Matrix 2.16.1とComfyUI v0.28.0を使っています。Aのフォルダの容量は、大きい順に次のとおりでした。
- ControlNet:17GB(ポーズなどを決めるモデル)
- DiffusionModels:16GB(3ファイル型の本体が4本、各4.18GB)
- VAE:9.9GB(VAEが十数個。うち4.89GBは置き間違いのt5xxl)
- StableDiffusion:6.5GB(1ファイル型のcheckpointが1本、6.94GB)
- Lora:4.1GB(0.1〜0.15GBのLoRAがたくさん)
- TextEncoders:1.4GB(文字を読む部品が2つ)
AとBを合わせると、モデルだけで70GBを超えていました。何本も試すなら、空き容量は早めに見ておいた方がいいです。PC全体の目安はAIイラストを自分のPCで作るのに必要なスペックにまとめています。
まとめ
置き場所で迷ったら、ファイル名より先に「1ファイルか、3ファイルか」を見る。Stability Matrixなら、自分で置くのはData → Modelsの中だけ。この2つを決めておけば、2か所に散らばることはありません。
わたしのように散らばってしまったら、移す前に、そのファイルを使っているワークフローがないかだけ確かめてください。
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この記事でできるようになったこと落としたモデルを正しいフォルダに置いて、ComfyUIの一覧に出せる
やってみる落としたモデルが1ファイル型か3ファイル型かを見て、置いたあとにrキーで一覧を確かめる
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ComfyUIで1枚作るAnimagine XL 4.0をComfyUIで使う方法ほかの疑問なら
- フォルダ名の対応表Stability Matrixの使い方2026
- LoRAを使う・効かないときComfyUIでLoRAを使う方法
- 止まったときの対処メモリ不足で止まるとき
ローカルでAIイラストを始める道筋は、AIイラストを自分のPCで作るSTART HEREから選べます。
参考
どれも2026年11月2日に確認しました。
- ComfyUI Docs「Models」:モデルの置き場所、extra_model_paths.yaml、見つからないときの更新と再起動
- ComfyUI Examples「Flux」:FLUXの本体・text_encoders・ae.safetensors の置き場所、checkpoint版
- Hugging FaceのComfy-Orgの配布ページ(Qwen-Image):split_filesの中のフォルダ名
- Stability Matrix(GitHub):共有のモデルフォルダ
- 実測:RTX 4070(12GB)のPC、Stability Matrix 2.16.1、ComfyUI v0.28.0(設定ファイル・フォルダ・ComfyUIのソースを読み、ComfyUIがモデルの一覧を作る仕組みで一覧の中身を確かめた)

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