Alexa+が日本でも始まりました。わが家ではEcho DotやEcho Showを何台も使ってきたので、まず気になったのは「今あるEchoで使えるの?買い替えないとだめ?」ということでした。
この記事ではその答えをAmazonの公式情報で確かめます。情報は2026年11月2日に確認したものです。筆者のアカウントにはまだAlexa+の案内が来ていないので、使った感想は書いていません。実際に試した結果はこのページに追記していきます。
先に結論です。
- Alexa+は生成AIを使った新しいAlexaです。日本では2026年10月29日に「早期アクセス」(先行して試せる期間)が始まりました。
- Amazon公式の案内では、対象外は旧世代の7機種だけです。ほとんどのEchoで使えます。
- Echo Dotは第2世代から最新の第6世代まで、どれも対象外の一覧に入っていません。
- プライム会員は追加料金なしです。会員でない人は、早期アクセスが終わると月額3,000円です(自動で有料にはなりません)。
- 今のEchoで使えるなら、Alexa+のために買い替える必要はありません。
Alexa+とは?これまでのAlexaとの違い
Alexa+は、ChatGPTなどと同じ「生成AI」(文章を理解して答えを作るAI)を使った新しいAlexaです。
これまでのAlexaは「アレクサ、リビングの電気をつけて」のように、決まった言い方で1つずつ頼むのが基本でした。Alexa+について、Amazon公式の早期アクセスのページでは「言い方を正確に選んだり、『アレクサ』と繰り返し呼びかける必要はありません」と案内されています。

図の例は、どれもAmazon公式が挙げている例です。About Amazon Japanの発表では、「暑くなってきた」と言えばエアコンの温度を調整する、「暗いな」と言えば今いる部屋の照明をつける、と説明されています。ただし、照明やエアコンを動かすには、Alexaに対応した家電か、スマートリモコンなどが別に必要です。
結論:ほとんどのEchoで使える。対象外は旧世代の7機種
Amazon.co.jpのAlexa+のページのよくある質問では、次の7機種を除く、すべてのEchoで動くと案内されています。
- Echo Dot 第1世代
- Echo 第1世代
- Echo 第2世代
- Echo Plus 第1世代
- Echo Show 第1世代
- Echo Show 第2世代
- Echo Spot 第1世代
この7機種でも、これまでのAlexaはそのまま使えます。発表会では、国内で使われている既存のEchoの約98%がそのままAlexa+を使える、という説明もありました(PC Watchの発表会の記事)。
自分のEchoがどちらか、次の図で確かめてください。

Alexa+に対応するEcho・対応しないEcho(系列別)
公式の対象外の一覧を、系列ごとに並べ直しました。「×」は対象外のもの、「○」は対象外の一覧に入っていないものです。

| Echo | Alexa+ |
|---|---|
| Echo Dot 第1世代 | × 対象外 |
| Echo Dot 第2〜第6世代、Echo Dot with clock | ○ 対象 |
| Echo(無印)第1・第2世代 | × 対象外 |
| Echo(無印)第3・第4世代 | ○ 対象 |
| Echo Plus 第1世代 | × 対象外 |
| Echo Plus 第2世代 | ○ 対象 |
| Echo Show 第1・第2世代(数字なし) | × 対象外 |
| Echo Show 5・8・10・11・15 | ○ 対象 |
| Echo Spot 第1世代 | × 対象外 |
| Echo Spot(2024年発売) | ○ 対象 |
| Echo Pop・Studio・Flex・Input・Echo Hub・Echo Time など | ○ 対象 |
表の「対象」の列はAmazonのEcho端末の見分け方に載っている機種のうち、対象外の一覧に入っていないものです。公式は「対象外の機種」を挙げる形で案内しているので、対象かどうかを1台ずつ書いた一覧ではありません。迷ったら、公式のよくある質問を見てください。
「Echo 第2世代」と「Echo Dot 第2世代」は別の機種
いちばん間違えやすいのがここです。対象外の「Echo 第2世代」は筒の形をした「Echo」のことです。小さくて平たい「Echo Dot 第2世代」は対象外の一覧に入っていません。
同じように、対象外の「Echo Show 第1・第2世代」は、数字の付かない「Echo Show」の古いモデルです。Echo Show 5やEcho Show 8は、どの世代も一覧に入っていません。
Fire TV、Fireタブレット、スマホ
Echo以外は公式のよくある質問で次のように案内されています。
- Fire TV:対象はFire TV Cube(第3世代)、Fire TV Stick 4K Max(第2世代)、Fire TV Stick 4K Plus、Fire TV Stick 4K(第2世代)、Fire TV Stick 4K Select、Fire TV Stick HD(第2世代)と、パナソニック・JVCのFire TV搭載テレビ(一部を除く)です。最初のFire TV Stick 4K(第1世代)は入っていません
- Fireタブレットと、他社のAlexa搭載機器:今は対象外です。今後、対象を広げる予定とされています
- スマホのAlexaアプリ:iPhoneとAndroidのアプリで使えます
- パソコンのブラウザ:alexa.jpで使えます。公式ヘルプのブラウザ版Alexa+についてでは、チャット、カレンダー、リストの管理、ファイルの要約ができると説明されています
Fire TV搭載テレビの除外の型番は、公式ページの中でも書き方が2通りありました。テレビで使いたい人は早期アクセスのページのよくある質問で型番を確かめてください。
自分のEchoが何世代か分からないとき
Echo Dotは持っているけど、何世代かは覚えていない。これが普通だと思います。次の順に見れば分かります。

- Amazonで買ったなら、注文履歴を見ます。商品名に「第4世代」のように世代が書かれていることが多いです
- Alexaアプリで見るなら、「デバイス」からそのEchoを選び、「デバイスの設定」→「情報」の順に開きます(公式ヘルプの手順)。表示される項目は、アプリのバージョンによって変わることがあります
- 公式のページで見るなら、Echo端末の見分け方には、系列ごと・世代ごとに写真が並んでいます。手元のEchoの形やボタンの並びと比べてください
実は、Echo Dotなら世代が分からなくても困りません。対象外はEcho Dot 第1世代だけだからです。世代を確かめたいのは、筒の形の「Echo」、数字の付かない「Echo Show」、「Echo Spot」、「Echo Plus」を持っている人です。
Alexa+を使うには?始め方の手順

- まず、Echoが対象かを上の表と分岐図で確かめます
- Echoの言語を日本語にします。Alexa+は日本では日本語だけで使えます。公式ではアカウントのすべてのEchoの言語を日本語にしておくよう案内されています
- 早期アクセスを申し込みます。Amazon.co.jpのAlexa+のページにサインインすると、対象かどうかの確認と、早期アクセスのリクエストができます。公式ヘルプでは、Echoに「アレクサ、アップグレードして」と話しかける方法も案内されています
- 案内を待ちます。案内は順番に送られています。使えるようになると、メールとEchoの通知で知らせが来ます
- 案内に従って有効にします。1台で有効にすると、対象のすべてのEcho、Fire TV、Alexaアプリ、ブラウザでAlexa+になります
公式の案内では対象のEchoやFire TVを新しく買った人には、初めの設定の途中で早期アクセスを始められるとされています。
始めるときの注意も3つあります。
- セットアップを始められるのは、Echoを登録しているAmazonアカウントの持ち主だけです。家族はあとからAlexaアプリの「マイプロフィール」→「ファミリー」で加えられます
- ビジネスアカウントでは使えません
- やめたいときは「アレクサ、早期アクセスを終了して」と話しかけると、家のすべての機器がこれまでのAlexaに戻ります。「アレクサ、早期アクセスを再開して」で戻せます
Alexa+で何が変わる?今使える機能と、今後の機能
Amazon公式の案内から、生活の場面ごとに分けました。左が早期アクセスで案内されている使い方、右下の灰色の枠が「今後提供予定」と書かれているものです。

場面ごとの公式の説明は次のとおりです。
- 会話では、「アレクサ」と一度話しかければ、追加の質問や話題を変えるたびにウェイクワード(呼びかけの言葉)を繰り返す必要はない、と案内されています(About Amazon Japan「Alexa+で今すぐ試したいこと」)
- 記憶については、記念日、好きなレストラン、家族の食事の好みなどを伝えると、覚えて返事に生かすとされています
- 音楽では、「最近流行ってるJ-POPかけて」のような頼み方や、「リビングに移して」で別の部屋のEchoに音楽を移す例が挙がっています。音楽サービスによっては別の契約が必要です
- スマートホームでは、「毎朝7時半に、テレビをつけて、傘がいるか確認して、ニュースを流して」のように、声だけで定型アクション(決まった時刻や言葉をきっかけに、いくつかの動作をまとめて実行する設定)を作れると案内されています
- 買い物では、会話しながら商品を絞り込んだり、値下がりを知らせてもらったりできます。注文の前には確認を取るとされています
- 食べログでのレストラン予約、Uber Eats・出前館での注文、チケットぴあでのチケット購入は、2026年11月2日の時点では「今後提供予定」で、まだ使えません
これまでの機能は全部使える?
公式の早期アクセスのよくある質問では、早期アクセスの間は「これまでのAlexaの人気機能から厳選したもの」を音声で使える、と書かれています。つまり、今使っている機能が全部そのまま使えるとは限りません。
一方で、今ある定型アクションはAlexa+でも引き続き使えると案内されています。スマートプラグのタイマーのように、定型アクションで家電を動かしている家には安心できる点です。わが家で実際にそのまま動くかは、試して追記します。
わが家のEchoで試してみる(りけろぐ実機検証)
りけろぐでは、2019年からEchoを何台もレビューしてきました。記事に写真や使った記録があるものを、公式の一覧に当てはめると次のとおりです。

| りけろぐで使ってきた機器 | Alexa+ |
|---|---|
| Echo Dot 第2・第3・第4世代(第4世代は2台でステレオ) | ○ 対象 |
| Echo Show 5(2019年のモデル) | ○ 対象 |
| Echo Show 8(2020年のモデル) | ○ 対象 |
| Echo Flex・Echo Input | ○ 対象 |
| Echo Auto 第1世代・Echo Buds 第2世代 | △ 要確認 |
| Fire TV Stick 4K 第1世代 | × 対象外 |
「○ 対象」は、対象外の一覧に入っていないという意味です。いちばん古いEcho Dot 第2世代まで、対象外の一覧に入っていませんでした。Echo AutoとEcho Budsは、スマホのAlexaアプリとつないで使う機器なので、Alexa+になったときの動きは実機で確かめます。

置き場所はそれぞれのレビュー記事を書いた当時のものです。案内が届いたら、次の項目を同じ順番で試して、結果をこの表に書き足します。
| 試すこと(Amazon公式の案内) | わが家の結果 |
|---|---|
| 続けて話せるか(1回呼べば続けて話せる) | 検証待ち |
| あいまいな言い方で家電が動くか(「暗いな」で照明をつける) | 検証待ち |
| 好みを覚えるか(伝えたことを返事に生かす) | 検証待ち |
| 会話で商品を絞り込めるか(会話しながら絞り込める) | 検証待ち |
| 雰囲気で曲を選べるか(気分を伝えて選べる) | 検証待ち |
| 別の部屋に引き継げるか(「リビングに移して」で移る) | 検証待ち |
| 古いEchoと新しいEchoで違うか(公式の説明なし) | 検証待ち |
| 今の定型アクションが動くか(引き続き使える) | 検証待ち |
プライム会員ならAlexa+は追加料金なし
Amazon.co.jpのAlexa+のページの料金の説明をまとめると、次のとおりです。
- プライム会員:早期アクセスの間も、終わったあとも追加料金なし
- 会員でない人:早期アクセスの間は無料。終わったあとは月額3,000円
プライム会員でない人は、早期アクセスが終わるとこれまでのAlexaに戻り、月額3,000円で申し込む案内が届く、と公式のよくある質問に書かれています。勝手に有料になることはありません。早期アクセスがいつ終わるかは、2026年11月2日の時点で発表されていません。
今からEchoを買い替える必要はある?
今のEchoが対象外の7機種でなければ、Alexa+のために買い替える必要はありません。まず今あるEchoで試してから決めて十分です。
Amazonは同じ日に、Alexa+のために設計した新しい「Echo Time」(35,980円)と「Echo Dot 第6世代」(17,980円)を発表しました(About Amazon Japan、価格は10月29日時点)。ただ、Alexa+そのものは、上の表のとおり古いEchoでも使えます。
買い替えや買い足しを考えてよいのは、次のような具体的な理由があるときです。
- 持っているのが対象外の7機種なら、Alexa+を使うには、対象の機種が必要です。選び方はAmazonデバイスの選び方にまとめています
- レシピや天気を画面で見たいなら、Echo Show 5と8の比較
- 音を良くしたいなら、Echo Dotを2台でステレオにする方法を、Echo Dot 第4世代のレビューで紹介しています
- ほかの部屋にもほしい場合、会話や音楽を別の部屋に引き継ぐ機能は、Echoが2台以上あるときに役立ちます
- テレビでも使いたい場合、Fire TV Stick 4K 第1世代は対象外です。Fire TV Stick 4Kの記事に、買い替えの目安を書いています
セールを待つなら、Amazonのセールの時期も参考にしてください。
声のやり取りの記録とプライバシー
Alexa+とのやり取りは「Alexaプライバシーダッシュボード」で確かめたり、録音を残す期間を変えたりできる、と案内されています(About Amazon Japanの発表)。家族で使う前に、一度見ておくと安心です。
まとめ
- Alexa+は生成AIを使った新しいAlexaで、日本では2026年10月29日に早期アクセスが始まりました
- 対象外は旧世代の7機種だけです。Echo Dotは第2世代から使え、Echo Show 5・8も対象です
- 世代が分からなければ、注文履歴、Alexaアプリ、公式の見分け方ページの順に見ます
- プライム会員は追加料金なし。会員でない人も、早期アクセスの間は無料です
- 今のEchoで使えるなら、まずそのEchoで試してから、買い足すかを決めれば十分です
わが家のEchoで試した結果は、案内が届きしだい、このページに追記します。
この記事でできるようになったこと手持ちのEchoがAlexa+の対象かと、始め方が分かった
やってみるAlexaアプリの「デバイス」で、家のEchoの機種名を確かめる
次に「Echoで今できることを知りたい」と思ったら
Echoでできることを見る生活の場面別の使い方と、実際に使ったフレーズほかの疑問なら
- Amazonデバイスの選び方Echo・Fire TV・Kindleの違い
- スマートプラグで照明を自動化する定型アクションで時間を指定する
参考(すべて2026年11月2日に確認)
- About Amazon Japan「Amazon、生成AI搭載の次世代パーソナルアシスタント、「Alexa+」を国内で提供開始」 https://www.aboutamazon.jp/news/devices/amazon-launches-alexa-plus-in-japan
- About Amazon Japan「「Alexa+」で今すぐ試したいこと」 https://www.aboutamazon.jp/news/devices/things-you-can-do-with-new-alexa-plus
- About Amazon Japan「Amazon、生成AI搭載Alexa+のために設計された「Echo Time」と「Echo Dot」を発表」 https://www.aboutamazon.jp/news/devices/new-echo-time-and-echo-dot-for-alexa-plus
- Amazon.co.jp「はじめまして、Alexa+」(料金・対象機種のよくある質問) https://www.amazon.co.jp/dp/B0H4ND7ZTS
- Amazon.co.jp「Alexa+ 早期アクセス」(始め方・管理・家族・定型アクションのよくある質問) https://www.amazon.co.jp/b?node=221162640051
- Amazonヘルプ「Alexa+を有効化およびセットアップする」 https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=TQyKHieCzxubpsCgLe
- Amazonヘルプ「Echo端末の見分け方」 https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GHRYQ6GHE4A5TUD2
- Amazonヘルプ「Echo端末のソフトウェアバージョンを確認する」 https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GGKZ8CZYMD47WG7U
- Amazonヘルプ「ブラウザ版Alexa+について」 https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=TB15ywC6kQo1yMNcKL
- PC Watch(発表会の記事) https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2152255.html
