生成AI、何から始める?はじめての方へ

ChatGPTで画像を手描き風・落書き風にする方法|コピペ用プロンプトと、うまくいかないときの直し方

当ページのリンクには広告が含まれています。
画像を落書き風にするコピペ用プロンプトの記事のアイキャッチ。左が元のイラスト、右がクレヨンで描いたような落書き風に変えたイラスト

「自分のイラストを、ゆるい落書きみたいな絵にしてみたい」

「SNSのアイコンを、手描き風にできたらいいのに」

ChatGPTやGeminiに画像を貼って頼むだけで、きれいなイラストを、クレヨンで描いたような落書き風に変えられます。

変換前のイラスト。銀髪にメガネ、白衣を着たキャラクター
変換前
ChatGPTに短い頼み方で頼んだ結果
変換後(ChatGPT)

この記事は、画像生成AIに詳しくない人が、自分の画像でそのまま試せるように書いています。

先に結果です。

  • 頼む言葉は短い1文で足りた。最初は短い頼み方から試すのがおすすめ
  • 画像は新しい会話(一時チャットではない通常のチャット)に貼る。一時チャットでは、画像は作れなかった
  • 変えたくない所は、頼む文に書いておく。「もっと雑に」だけだと、構図や頭の大きさまで変わることがあった
  • 今回の画像では、粗さを出せたのはChatGPT。Geminiは整った絵になりやすかった(1枚の絵で試した結果)
  • 写真でも使えた
目次

手順:画像を貼って、1文で頼む(ChatGPT)

どの画像でも、やることは次の5つです。それぞれ、順に画面で説明します。

  1. ChatGPTを開く(通常のチャット)
  2. 加工したい画像を入れる
  3. 頼みたい言葉を入力して送る
  4. できた画像を確認する
  5. 気になる所は、追加で頼んで直す

通常のチャットを開く

ChatGPTには、会話を履歴に残さない「一時チャット」があります。一時チャットで同じ依頼を送ったところ、画像は作ってもらえませんでした。「通常のチャットに切り替えて、この画像と同じ指示を送ってください」と返ってきました(返事の言い方は、試すたびに少し違いました。2026年11月3日、有料プランで確認。プランによって使える機能は変わる場合があります)。

一時チャットで画像を頼んだ画面。「現在のチャットでは画像生成・編集機能を利用できません。通常のチャットに切り替えて、この画像と同じ指示を送ってください」と返事が表示されている

画像を作りたいときは、新しいチャットを開いてください。

画像を入れて、頼む言葉を書く

入力欄に画像を入れて、その下に頼む言葉を書きます。画像を入力欄に貼り付けても入ります。

ChatGPTの入力欄に画像を入れ、頼む言葉を書いたところ

まずはこの短い頼み方をコピペ

この画像の人物の特徴はそのまま残して、太くて少しガタガタした黒線と、クレヨンでざっくり塗ったような、かわいいデジタル落書き風にしてください。

人物以外(風景や物の写真など)のときは、「人物の特徴」を「写っているもの」に変えます。

送ると、画像ができるまで少し待ちます。このときは約1分50秒でした。

ChatGPTが画像を作っている途中の画面。「ラフスケッチを作成」と進み具合の数字が出ている

できあがり

元の絵の秋の並木道の背景も、クレヨンのタッチに変わりました。

ChatGPTが作った落書き風の画像。クレヨンの斜線で塗られ、黒い輪郭線が太い

髪型・髪の色・丸いメガネ・白衣・紺のパーカー・スケッチブックは、元のまま残っています。

背景を白にしたいときは「しっかり書く頼み方」

短い頼み方では、元の背景も落書き風になります。背景を白にしたい、残したい特徴を細かく決めたい、というときは、項目を分けて書く長い頼み方が使えます。

【 】の中だけ、自分の画像に合わせて書き換えてください。

この画像のキャラクターを、ラフなデジタル落書き風のイラストにしてください。

線:太さが不揃いな黒い手描き線。輪郭は少し歪んでいてOK

塗り:クレヨンやマーカーでざっくり塗ったような質感。色は線から少しはみ出してOK

雰囲気:きれいに整えすぎず、気軽に描いた落書きのように

残す特徴:【髪型・髪の色・目の色・服・持ち物など、変えたくないものを並べる】

背景:白でシンプルに

元の画像にない服や小物は足さないでください。

今回の画像には、「残す特徴」に「銀髪のローポニーテール、琥珀色の目、丸メガネ、白衣、紺のパーカー、グレーのスカート、スケッチブック」と入れました。

ChatGPTの入力欄に、しっかり書いた頼み方を入れたところ

結果は次のとおりです。背景が白になり、黒い線は短く細かく途切れた、スケッチのような線になりました。

ChatGPTに短い頼み方で頼んだ結果
短い頼み方
しっかり書いた頼み方の結果。背景が白で、細い黒線のスケッチのような絵
しっかり書く頼み方

どちらが良いかは好みですが、今回は次のように使い分けられました。

欲しい絵使う頼み方
背景も含めて、クレヨンの絵にしたい短い頼み方
人物だけを白い背景に置きたいしっかり書く頼み方

はじめてなら、短い頼み方から試してください。思った絵にならなかったときだけ、しっかり書く頼み方に変えれば足ります。

うまくいかないときの直し方

1回で理想の絵にならないときは、同じ会話の中で、直したい所だけを追加で頼みます。

「もっと雑に」だけだと、変わりすぎた

しっかり書く頼み方の結果に、「もっと雑にしてください。」とだけ送りました。

「もっと雑にしてください」と頼んだ結果。キャラクターの頭が大きくなり、体が小さく描き直されている

線は粗くなりましたが、頭が大きくなって体が小さい、ちびキャラのような絵になり、白衣の細かい部分もなくなりました。「雑に」だけでは、どこをどう雑にするのかが伝わらず、形ごと描き直されたようです。

直す所と、変えない所を、両方書く

次のように、変えたい所と変えない所をセットで頼みました。

構図と全体の形は最初の絵のままにして、黒い線の太さをもっと不揃いにし、色を少し線からはみ出させてください。銀髪・丸メガネ・白衣・紺のパーカーは変えないでください。

変えない所も書いて頼んだ結果。最初の絵と同じ構図に戻り、線が太くなり、色が線からはみ出している

構図は最初の絵に近い形に戻り、黒い線が太く、色も少し線からはみ出しました。服の色が少し線の外に流れていますが、狙った変化です。

AIに画像を直してもらうときは、変えたい所だけでなく、変えたくない所も書いておくと、意図しない変更が減ります。

直したい所の言い方(コピペ用)

困った症状ごとに、追加で頼む言葉を用意しました。使うのは、困った所だけで足ります。

  • きれいすぎる:「黒い線はそのままで、線の太さをもっと不揃いにしてください。輪郭を少し歪ませ、色を少し線からはみ出させてください。クレヨンのざらざらした質感を強くしてください。」
  • 色が変わった:「髪の色と服の色は、元の画像のままにしてください。アクセサリーの色と形も変えないでください。」
  • 顔や髪型が変わった:「目の色・髪型・前髪・ヘアアクセサリー・表情は、元の画像のままにしてください。」(残したい所を具体的に並べるのがコツです)
  • 余計な小物が増えた:「元の画像にない服・アクセサリー・小物は足さないでください。」
  • 構図が変わった:「構図と全体の形は最初の絵のままにして、線のタッチだけ変えてください。」

今回の画像では、色が変わる・小物が増えるといった失敗は起きませんでした。ほかの画像で起きたときのために、上の頼み方を載せています。

ChatGPTとGeminiは、どちらでやればいい?

同じ画像・同じ頼み方で、Geminiにも頼みました。

ChatGPTに短い頼み方で頼んだ結果
ChatGPT(短い頼み方)
Geminiに短い頼み方で頼んだ結果。背景の並木道が絵の具で塗ったような質感になり、線は細い
Gemini(短い頼み方)

Geminiの絵は、ChatGPTよりも線が細く、色がなめらかな、整った絵になりました。クレヨンの粒子感はあまり出ていません。

しっかり書く頼み方でも、Geminiは整った線画になりました。「きれいすぎます」と追加で頼みましたが、ほとんど変わりませんでした。

Geminiにしっかり書く頼み方で頼んだ結果
しっかり書く頼み方
Geminiに「きれいすぎます」と追加で頼んだ後の絵。ほとんど変わっていない
追加で頼んだ後

今回の1枚の画像で試した結果では、次のように選べます。

  • ラフな落書きの粗さを強く出したい:まずChatGPT
  • 少し整った手描き風でもよい:Geminiも試す。Geminiは、短い頼み方で1分もかからずに絵ができました(ChatGPTは約1分50秒)

どちらも、画像・頼み方・時期で結果は変わります。回数に限りがあるので、1回で決めずに、気に入った方で直していくのがおすすめです。

同じ画像と同じ頼み方で、ChatGPTとGeminiを比べた詳しい記録は、すまてくLABに書きました。この記事とは別の画像で、元はXで話題になった長いプロンプトも試しています。

元の特徴を残すコツ:変える所と、残す所をセットで書く

「落書き風にして」だけでも、今回の画像では特徴は残りました。ただ、「もっと雑に」のように曖昧な追加指示では、形ごと変わりました。迷ったら、次の形で書きます。

〇〇を(変えたい所)に変える。ただし、△△・□□・××(残したい所)は変えない。

例:「落書き風にする。ただし、銀髪・丸メガネ・白衣・紺のパーカーは変えない」

残したい所は、「目の色」「髪型」「服の色」「持ち物」のように、見える特徴を具体的に並べると伝わります。

写真でも使える?

使えました。りけろぐで公開しているティファールのフライパンの写真(フライパンの記事で、自分で撮った写真)で試しました。

元の写真。フライパンでズッキーニを焼いている
元の写真
落書き風に変えた後。クレヨンで塗ったような質感で、ズッキーニとフライ返しの形が残っている
変換後(ChatGPT)

頼んだ言葉は、短い頼み方の「人物」を「写真に写っているもの」に変えただけです。ズッキーニもフライパンもフライ返しも、元の形のまま、クレヨンの絵になりました。

写真で試したときの入力欄。画像を入れて、短い頼み方の言葉を書いている

Geminiで頼むときの画面

Geminiも、画像を入れて同じ言葉を送るだけです。入力欄の「+」から「ファイルをアップロード」を選ぶか、画像を貼り付けます。

Geminiの入力欄に画像と短い頼み方の言葉を入れたところ

画像を入れる手順や、背景を直す頼み方はAIで画像を編集する方法にまとめています。新しく絵を作る方法はChatGPT・Geminiで画像を作る方法です。

使う画像の注意

他の人が描いた絵や撮った写真は、自由に加工・公開してよいとは限りません。はじめは、次のものを使うと安心です。

  • 自分で描いた絵
  • 自分で撮った写真
  • 自分で生成した画像
  • 加工してよいと決められている素材

人の顔が写った写真や、名前・場所がわかる写真は、AIに入れる前に、入れてよいかを確かめてください。

くわしくはAIに入れてはいけない情報と、子どもの写真をAIに入れていいかを参考にしてください。

よくある質問

無料でもできますか?

今回は有料プランで試しました。無料プランで使える回数や機能は、変わることがあります。ChatGPTの公式ヘルプで確かめてください。画像を作るAIの無料・有料の違いは、画像生成AIは無料で使える?に書いています。

スマホでもできますか?

今回は、パソコンのブラウザで試しました。スマホのアプリで同じ画面になるかは確かめていません。

写真でもできますか?

フライパンの写真で試して、できました。ただ、写真1枚の結果です。人の顔の写真は試していません。

元の顔を変えない方法はありますか?

目の色・髪型・前髪・ヘアアクセサリー・表情のように、残したい特徴を具体的に書いて「変えないでください」と頼みます。変えたい所と、変えない所をセットで書くのがコツです。

Geminiでもできますか?

できました。ただ、今回の画像では、ChatGPTより整った絵になりました。

プロンプトは毎回同じでいいですか?

同じ画像と同じ言葉を何度も送って比べたわけではないので、毎回同じ絵になるかは確かめていません。気に入らなければ、追加で頼んで直すか、頼み直してみてください。

次に読む記事

この記事でできるようになったこと自分のイラストや写真をChatGPTに貼って、短い1文で落書き風にできる。うまくいかないときは、変えたい所と変えない所を両方書いて直せる

やってみる手元のイラストか写真を1枚、ChatGPTの通常のチャットに入れて、短い版を送ってみる

この画像の【人物/写っているもの】の特徴はそのまま残して、太くて少しガタガタした黒線と、クレヨンでざっくり塗ったような、かわいいデジタル落書き風にしてください。

背景の直し方や、服の色だけを変える頼み方を知りたくなったら

AIで画像を編集する背景・服の色・いらない物を、GeminiとChatGPTで直す

ほかの疑問なら

難しかった・違う悩みだった人は、START HERE の「困ったときは」から選べます。

参考

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次